男性仲人が見た「バチェラー4」最終話の感想
- 婚活のコツ
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目次
- 本日は「バチェラー4」最終話の配信日
- 「バチェラー4」最終話のあらすじ
- 久しぶりに観れた「王道の結末」
- 憎めない悪党だった「バチェラー」黄皓さん
- 熟成されつつある「バチェラー・ジャパン」の功罪
本日は「バチェラー4」最終話の配信日
Amazonプライムの人気恋愛リアリティ番組「バチェラー・ジャパン」シリーズの2年ぶりの新作となる「バチェラー・ジャパン シーズン4」。今回は「バチェロレッテ」のファイナリストでもある経営者の黄皓(こうこう)さんが、17名の女性からパートナーを選びます。第4回の配信日である本日は最終話が公開されましたので、感想を語っていきたいと思います。
これまでの記事
▼「バチェラー4」の事前情報から男性仲人が妄想を語る
https://www.ibjapan.com/area/osaka/56753/blog/66855/
▼男性仲人が見た「バチェラー4」エピソード1-3の感想
https://www.ibjapan.com/area/osaka/56753/blog/67066/
▼男性仲人が見た「バチェラー4」エピソード4-6の感想
https://www.ibjapan.com/area/osaka/56753/blog/67419/
▼男性仲人の「バチェラー4」推しメンランキング
https://www.ibjapan.com/area/osaka/56753/blog/67730/
▼男性仲人が見た「バチェラー4」エピソード7,8の感想
https://www.ibjapan.com/area/osaka/56753/blog/67793/
*出演者のプロフィールは以下のサイトを参照
https://www.cinematoday.jp/page/A0008075
今回ファイナリストとなった2名の女性は
休井美郷さん(30歳 パン教室講師)
と
秋倉諒子さん(30歳 パーソナルトレーナー)
です。
過去最高に参加女性のレベルが高かった今回。そんな中で最後まで残るだけでも大変なことだと思います。
最後に黄さんが選ぶのはどちらなのでしょうか?
*お断り
・以下、ネタバレ含みます。
・あくまで個人的な主観に基づく感想です。出演者の方を貶める意図は一切ありません。
「バチェラー4」最終話のあらすじ
今回は2人の女性を黄さんの両親に引き合わせる。
まずは休井さん。緊張の面持ちでソファーに座って待つ休井さんの対面のモニタに、いきなり映し出されるご両親と妹さん。まさかのリモート顔合わせ。唐突にニューノーマルな要素をぶっこんできましたね。
フレンドリーな雰囲気のご両親に対して、無表情の妹さん。まあ日本語を話せないという事で特にネガティブな気持ちがあるわけではないようです。
顔合わせとしては特にマイナス要素は無く、及第点といったところでしょうか。
「お礼がしたい」と黄さんが休井さんと一緒にチャーハンを作る。料理する際の手元が若干怪しい休井さん。あれ本職だよね…
最後にお互いにプレゼントを贈りあう。黄さんからは二人の写真を集めたボード。休井さんからは「2人で一緒に幸せになりたい。大好きだよ」と書かれた手紙。
そして「エールが欲しい」という黄さんに対して、休井さんからキス。
その夜、頭の中のモヤモヤが晴れないと一人思い悩む黄さん。
突然鳴るインターホン。ドアを開けるとそこには…「バチェロレッテ」の戦友である當間ローズさんと杉田陽平さん!
黄さんの表情が一気に明るくなる。男友達ってやっぱええなあ…バチェラーファン感涙の一コマでした。
次は秋倉さん。
ご両親に会う前からガチガチに緊張している秋倉さんをほぐすためにドライブ。「話している間一切気をつかうことがなかった。この人ならずっと一緒にいれるなって」と話す黄さん。
休井さんのときと同じく、リモート顔合わせ。休井さんには無表情だった妹さんが今回は笑顔。黄さんは妹を溺愛しているらしいので、これは地味に高ポイントなのでは?
その後も休井さんの時と同じく、二人で料理をした後に写真を集めたボードを贈る。全く同じシチュエーションだけに少しの差が明確に表れた気がします。
最後のローズセレモニーの舞台は、青々とした大草原の中。
そこに長々と敷かれた赤い絨毯の先から現れたのは、まずは秋倉さん。
「世界中が敵に回っても味方でいてくれる?」と聞く黄さんに対して「味方でいるよ」と即答する秋倉さん。
次は休井さん。
「大好き。明日もあさっても、ずっと一緒でいたい」と笑顔で伝える。ここまでは誰の目にも秋倉さん有利な展開でしたが、この可愛さを目の前にすると揺らいでしまいますよね。アフタートークによると、実際に黄さんはここで迷っていったんカメラを止めたそうです。
それでも黄さんが最後にローズを渡したのは…秋倉さん。
「今まではめちゃくちゃ不安にさせたけど、これからはめちゃくちゃ安心させるし、めちゃくちゃ愛してあげる」と黄さんがポケットから取り出したのは、眩しく輝くリング。
跪いて「僕と結婚してください」とプロポーズする黄さんに、笑顔で「はい。もちろんです」と答える秋倉さん。まるで映画のような美しいラストシーンでした。
久しぶりに観れた「王道の結末」
というわけで、黄さんがファイナルローズを渡したのは秋倉さん。結婚相手として一番お似合いの相手を最後に選ぶという、久しぶりに王道の結末を観ることができました。いやいや、誰もが納得の良い最終回でしたね。今回はアマゾンで低評価をポチられることも少ないでしょう。
正直なところ私は黄さんを「そんなに結婚を真剣に考えてはないのかな」と勝手に思っていましたが、少なくともこの最終回に限っては、真摯に二人の女性と向き合おうという意思が言動に表れていました。誰彼構わずチュッチュしてた時とは別人やないかい…
私は秋倉さんのことを序盤は全くのノーマークでした。4話で初めて2ショットデートに誘われたときに「キレイな人だな」とは思いましたが、それでも休井さんや藤原さんといった強メンをまくれるとまでは想像していませんでした。
しかしスタジオでのアフタートークで黄さんと並んでいる秋倉さんをみると、まるで何年も連れ添ったパートナーのようにしっくりきていますね。これだけ相性の良い女性を、黄さんは絶対に手放すべきではないでしょう。まあ黄さんの「これからはめちゃくちゃ安心させる」という言葉は心からの本心だと思うのでそこは心配していません。バチェラー3のカップルに続き、我々バチェラーファンに良いニュースを知らせてくれることを期待しています。
一方、選ばれなかった休井さん。最後の顔合わせとデートで目立った失点が無かったので、本人の「バイバイすると思ってなかった」という気持ちも分かりますが、最後にギアを一段上げることができたかどうかの違いだったかなと思います。
憎めない悪党だった「バチェラー」黄皓さん
「バチェロレッテ」での人気メンバーだったことで、好感度MAXの状態からスタートした今回の「バチェラー」黄皓さん。
しかしバチェラーに選ばれた男の宿命として、長い旅の中では当然欠点や弱点も晒すことになり、バチェラーファンの総合的な好感度も徐々に下がる…というか適正化されていったように思います。
私はといえば、バチェロレッテでは特に黄さんが推しメンでなかった事もあり、割と黄さんに対してフラットな状態からスタートしました。序盤から暴走気味だった黄さんには同性の目から見ても少しやりすぎかなと思う一方で、恋愛未経験の白川さんに対しては求められても手をつけないなど、独特の美学と倫理観を持った「憎めない悪党」だったな、という感想です。
そんなプレイボーイな黄さんも、最終回での真摯な態度から「そろそろ年貢の納め時」と考えているのかな、という印象を受けました。まあ35歳と年齢的にもキリの良いところですし、このバチェラー4を独身最後の花火と捉えていたのかも知れませんね。
熟成されつつある「バチェラー・ジャパン」の功罪
今回で4作目、昨年の「バチェロレッテ」も含めれば5作目となる「バチェラー・ジャパン」シリーズ。回を重ねるごとに改善され、安定して高品質なコンテンツを生み出すプラットフォームとして熟成されつつあるなと感じました。
今回私はバチェラー4と並行してシーズン1を復習がてら見直していたのですが、最新作と比べると冗長に感じる部分が多く、ダルくなって途中で止めてしまいました。それくらい今回のバチェラー4は、過去作と比較して分かりやすくコンパクトにまとまっていた良コンテンツだったと思います。
ただその分「人工的」な臭いが鼻についてしまった人もいるのではないかと思います。経緯がよく分からない「2話からの追加メンバー」という新制度や、これまでは中立に徹していた坂東さんの意図的なストーリーへの介入。最大の修羅場となった桑原さんと中野さんへのキスも、いち出演者の黄さんが全くの独断でやったとは正直考えづらいでしょう。
その「作りこむ」こと自体が決して悪いわけではなく、私自身も面白くないノンフィクションより面白いフィクションを観たい派ではあります。ただ「バチェラー3」の友永さんのような、ナチュラルボーンなバチェラーはもう現れないだろうな、と少し寂しい気分にはなりました。
ただ一つだけどうしても改善してもらいたい部分があって、それは過密すぎる配信スケジュールです。理由は…シンプルに眠い(笑)バチェラーファンが毎週金曜日寝不足だったせいで、今月の日本のGDPは0.1%くらい下がっているでしょう。普通に1週1話ずつの配信のほうが皆ハッピーになれると思います。