男性仲人が見た「バチェロレッテ3」3-4話の感想
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目次
- 今回は「バチェロレッテ3」3-4話のレビューをお届け
- 「バチェロレッテ3」第3話のあらすじ
- 「バチェロレッテ4」第4話のあらすじ
- きっかけなしに「恋愛スイッチを押す」ことの難しさ
今回は「バチェロレッテ3」3-4話のレビューをお届け
Amazonプライムの人気恋愛リアリティ番組「バチェラー・ジャパン」シリーズ。バチェラーの男女逆転版である「バチェロレッテ」の3作目となる「バチェロレッテ・ジャパン シーズン3」が6月27日に配信開始になりました。今回バチェロレッテに選ばれたのは、東大卒の元官僚という肩書を持つ、武井 亜樹さん(27歳)。シリーズ史上最強の才女が長い旅の末にどんな相手を選ぶのか、私自身も興味津々です。今回は3-4話のレビューです。
前回までの記事
▼「バチェロレッテ3」配信前に男性仲人が妄想を語る
https://www.ibjapan.com/area/osaka/56753/blog/121582/
▼男性仲人が見た「バチェロレッテ3」1-2話の感想
https://www.ibjapan.com/area/osaka/56753/blog/121736/
男性メンバーのプロフィールについては、以下の記事を参照
https://www.oricon.co.jp/special/67885/
*お断り
・以下、ネタバレ含みます。
・あくまで個人的な主観に基づく感想です。出演者の方を貶める意図は一切ありません。
2話終了時点で、残っている男性は以下の9名です。
飯野和英さん(ヴィオラ奏者・作曲家 35歳)
山本一成さん(ヒューマンビートボクサー・経営者 35歳)
坂口隆志さん(内科医・実業家 33歳)
櫛田創さん(物理化学者 32歳)
小川哲郎さん(獣医 30歳)
セバスティアン・クラビホさん(トレーニングジム マネージャー 30歳)
梅谷悠太郎さん(元消防士 28歳)
北森聖士さん(会社経営者 27歳)
チェン・ジャックさん(会社経営者 25歳)
実際の婚活では無双するであろうレベルの男性でもあっさり脱落してしまうハードモードの今シーズン。男性陣にとっては四六時中気の抜けないタフな戦いが続きます。
「バチェロレッテ3」第3話のあらすじ
今回のテーマは「理解を深める」と語る亜樹さん。
最初のデートはグループデート。
選ばれたのは櫛田さん、山本さん、セバスティアンさん。
「愛」をテーマに絵を描きながら、亜樹さんも交えてボイパでセッションしたりと楽しむ4人。
そして描いた絵を披露すると、櫛田さんの絵と亜樹さんの絵が驚くくらい酷似!これは当人なら運命を感じてしまうでしょうね。
その後ツーショットに誘われた櫛田さん。ですがトークでの微妙なずれに亜樹さんの違和感が大きくなってしまいます。「創くんがもっとアピールするべき」と手厳しい評価。せっかく好感度が上がっていたのにもったいない…
続いてのグループデートに指名されたのは、北森さん、小川さん、そして前日に続いてのセバスティアンさん。セバスティアンさんはこれで通算3回目の指名ですが、これは査定モードに入っているのかな?
それぞれのルーツを披露するということで、まず北森さんは父親の飲食店の看板メニューである牛串、小川さんはちゃんこ鍋を振る舞う。「査定中」のセバスティアンさんはトークでルーツを語るが、ここでも保留の評価。
そして亜樹さん「私も自身のルーツを伝える」と言って唐突に英語でスピーチ。昨日の櫛田さんの「普通」という言葉に触発されたとの事ですが、この3人に関しては完全にもらい事故ですよね(笑)
バリの民族衣装に扮してカクテルパーティ。本命候補の坂口さん、ツーショットで失態をしてしまった櫛田さん、そして「査定中」のセバスティアンさん…いずれも今一つ亜樹さんと会話がかみ合わず焦りが見える男性陣。どうも亜樹さんは「日本語のトークは行間を読んで当然」という前提があるようですが、求められるレベルが高すぎて「相当感度の良い男性」か「相当相性の良い男性」じゃないと難しいと感じました。そんな中、バリをテーマにした自作の曲を披露して評価を爆上げする飯野さん。亜樹さんにはこういった非言語アプローチのほうが有効そうです。
ローズセレモニー。脱落したのは十分なチャンスを貰えず不完全燃焼に終わったチェンさんと、ほぼ自ら降りた形になったセバスティアンさん。南米の人って陽気でガツガツくるイメージですが、こんなに穏やかで慎ましやかな人もいるんですね。
「バチェロレッテ4」第4話のあらすじ
今回はホワイトローズをゲットした梅谷さんプロデュースのツーショットデートからスタート。
最初は梅谷さんらしく、スポーティな服装での朝ヨガデート。メンタルを整える重要性を語る梅谷さん。高校野球、消防と体を張って活躍してきた彼だからこそ説得力がありますよね。
そして次はお料理デート。梅谷さんが刺繍をしたエプロンをつけてとんかつを揚げる。
その裏で櫛田さんが手打ちうどん?を作って男性メンバーで食べる。このシーンどうして挿入されたのか謎ですが、櫛田さんがお料理デートをする台本もあったのかもしれないですね…おっと(笑)
食事と会話を楽しむ二人のもとに坂東さんがローズを持って現れる。そのローズを手に取って梅谷さんに渡す亜樹さん。梅谷さん、今シーズン初のサプライズローズ獲得です。
これまで海外での男性プロデュースのデートは、現地の名所や特産品を絡めてのデートが定番だっただけに、ヨガとお料理というお手軽インドアデートは見ていて若干物足りなさを感じましたし、前話での下見はなんだったの?と思ってしまいますが、恐らく英語も海外文化も詳しくないであろう梅谷さんが下手に背伸びをするよりも、結果的にはこちらのほうが良かったのかもしれませんね。
次のツーショットデートに呼ばれたのは櫛田さん。前回軽く地雷を踏んでしまった櫛田さん、ここで挽回が期待されます。
ハンモックで二人で寝そべってトーク。その後大草原に設置されたベッドに二人で入る。パーソナルスペースの意識が高い亜樹さんですが、今シーズンで初めて性的な匂いを感じるシーンです。
男としてはここは「攻めの一手」の大チャンスですが、よりによって櫛田さん、(1)亜樹さんが全然ピンとこない理由で他の男性を褒める (2)ガチでパートナーを見つけにきている(しかも自分がパートナーになれるチャンスが大いにある)亜樹さんに対して「つらいならやめてもいい」と言い放ってしまう という非モテムーブをかましてしまう。みるみる怪訝な顔つきになる亜樹さん。せっかくのボーナスステージなのにもったいない…あの黄皓さんなら朝帰り確定コースやで。
最後は櫛田さんもサプライズローズをゲット。なんか急にサプライズローズの基準が甘くなりましたが、運営側から何か言われたんですかね。梅谷さんのときもほぼ「渡す以外の選択肢がない」状況にされていましたし…
男性陣の元に坂東さんが現れ、今後の流れを説明。今回はカクテルパーティなし、グループデートと、なんと「立候補制の」2on1デート。2on1デートにストールンローズの要素を組み込んできた感じでしょうか。
まずはグループデート。参加者は山本さん、飯野さん、坂口さん。
「結婚3年後の休日」というテーマで亜樹さんの服を選ぶ。ここは服のセレクトもスピーチも山本さんが1番かなと個人的には思いましたが、ツーショットに選ばれたのは飯野さん。ルームメイトの櫛田さんのツーショットの準備の邪魔をしないよう、部屋の外で寝ていたという話で亜樹さんの好感度を再び爆上げする。櫛田さん、思った以上にライバルへの絶妙なアシストになってしまいましたね…
いっぽう、他の男性は誰が2on1に行くかの話し合い。デートの機会がなかった小川さんと北森さんに加え、グループデートでツーショットを申し込んだにも関わらず選ばれなかった坂口さんと山本さんが恐らく候補となります。一番参加を主張したのは「トラウマを払拭したい」と語る山本さん。ですがここは正直理由はどうでも良くて、ライバルに対してどれだけ熱意を見せて抑え込めるかの勝負になります…とここで4話は終了。2on1デートで待つ亜樹さんの元に現れる男性は誰か、次回に持ち越しとなります。
きっかけなしに「恋愛スイッチを押す」ことの難しさ
3話までは一切サプライズローズを渡すことのなかった亜樹さんですが、ここにきて一気にローズを梅谷さんと櫛田さんに渡しました。亜樹さん本人が「恋愛スイッチを押して欲しい」と語っているとおり、ここから一段ステップを上げて距離を縮めましょう、という意思表示の意味合いなのだと思います。
しかし一方で、身体的な距離感は相変わらず維持したままです。「パーソナルスペースを侵されるのは抵抗がある」と語っていた亜樹さんですが、私が覚えている限り身体接触があったのは、レセプションでのセバスティアンさんとの軽いハグのみではないでしょうか?
そんな中、亜樹さんは櫛田さんに「ベッドに一緒に入ってトーク」という大盤振る舞いのチャンスを与えますが、これは紳士的な櫛田さんなら度が過ぎた行動をしてこないという計算の上ではあるでしょう(このデート、個人的には櫛田さんのマイナス評価だと思っていたのですがスタジオMC陣は大絶賛で驚きました。しつこいようですが黄皓さんなら確実に「成果」を持ち帰るシーンだと思うのですが…)
そういった状況で「はい、ここから恋愛モードで私にアプローチしてきてね!」と言われても男性陣としては「いやワシまだ手も握ってないし、他の男に対してもそんな感じだからイマイチ燃えないし、見た目だけでこっちのスイッチ入るレベルの女でもないし…」というのが正直なところでしょう。そこらへんはシーズン1の萌子さんとやっぱり似ているなと思いますし、シーズン2の尾崎さんは男性との距離感を上手くマネジメントしていたんだなと思いました。
とはいえもう後半戦となり、ここからは男性陣だけでなく亜樹さん自身もギアを上げていくことを余儀なくされるでしょう。さしあたっては今回から立候補制となった2on1デートがどのような組み合わせになるのか、またそれに対して亜樹さんがどんな選択をするのか楽しみです。