男性仲人が見た「バチェラー5」最終話の感想
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目次
- 本日は「バチェラー5」最終話の配信日
- 「バチェラー5」最終話のあらすじ
- バチェラーの「オス味」を巧みに支配した大内さん
- バチェラーはなぜセレブでないといけないのか?
本日は「バチェラー5」最終話の配信日
Amazonプライムの人気恋愛リアリティ番組「バチェラー・ジャパン」シリーズ。その5作目となるシーズン5のバチェラーに選ばれたのは、昨年「バチェロレッテ2」のファイナリストでもあるプロバスケットボール選手の長谷川恵一さん。本日はいよいよ最終話の配信日です。
これまでの記事
▼「バチェラー5」配信前日に男性仲人が妄想を語る
https://www.ibjapan.com/area/osaka/56753/blog/101584/
▼男性仲人が見た「バチェラー5」1-3話の感想
https://www.ibjapan.com/area/osaka/56753/blog/101676/
▼男性仲人が見た「バチェラー5」4-6話の感想
https://www.ibjapan.com/area/osaka/56753/blog/102138/
▼男性仲人が見た「バチェラー5」7-8話の感想
https://www.ibjapan.com/area/osaka/56753/blog/102554/
女性メンバーのプロフィールについては、以下の記事を参照
https://iemone.jp/article/lifestyle/chian_436546/
美女揃いの激戦を勝ち抜いてファイナルに残ったのは、
大内 悠里さん(28歳 飲食店経営)
と、
西山 真央さん(26歳 元建設会社広報)
のお二人です。
正妻感溢れる佇まいで初日から本命候補の一角をキープし続けている西山さん。一方、ストールンローズで他の女性にデートを奪われるという屈辱を味わいながらも、感情を巧みに揺さぶることでバチェラーの恋心を支配しつつある大内さん。
外見も性格も、長谷川さんへのアプローチも全く違う2人なので、正直過去イチ予想が難しいです。けっきょく37歳の長谷川さんがパートナーに対して何を求めるか?が全てになってくる気がしますが、果たしてどんな結末が待っているのでしょうか?
*お断り
・以下、ネタバレ含みます。
・あくまで個人的な主観に基づく感想です。出演者の方を貶める意図は一切ありません。
「バチェラー5」最終話のあらすじ
「バチェラー5」最後は、大内さんと西山さんが新潟の長谷川さん家を訪ねる。
まずは西山さん。
前回の女性側の家庭訪問回よりもさらに季節が進んで、寒空の下で待つ西山さんを、バッタみたいな色のセーターを着た長谷川さんがお出迎え。
海辺の近代的な外観のレストランで、昨年の「バチェロレッテ2」にも登場された長谷川さんのご両親と弟夫婦に引き合わせる。
自然な感じで和やかに談笑して場が進みます。常ににこやかで、所作や受け答えも問題ない西山さん。まさに「安心して親に紹介できる女の子」ですね。
長谷川さんと弟夫婦が席を外して、西山さんとご両親の3人で話す。3家族でハワイに行きたい、というご両親に、たぶん興味ゼロなのに「ぜひ」と答える西山さん。
お父さんからは「これはいい人に巡りあったな」と、かなりの好印象。初顔合わせの場としては100点満点に近いのではないでしょうか。
続いて「新潟は初めて来た」という大内さん。
家族に紹介してきたタイプの女性ではない、という長谷川さんの言葉どおり、大内さんと対面した家族からは警戒感がありありと伺えます。
西山さんのときと比較すると、会話もどことなくぎこちない印象。
お父さんの評価は「フィフティーフィフティー」西山さんに比べると、かなり渋い評価という印象です。
弟さんから「恵一がアップダウンがあるとき、どう乗り越えるか」と聞かれて、大内さん「一緒にいることしかできないけど、一緒に乗り越えたい」と涙を流す。家族としてはここは泣くのではなく、しっかり受け答えして欲しい場面だと思うのですが、長谷川さんから見たらこれもかわいく映るのでしょうか…
大内さんを送り出した後、長谷川家の家族会議。
「真央さんなら自然に結婚できる。悠里さんならアップダウンがあるがうまくいけば幸せのレベルはすごい」と弟さん。
いっぽうお母さんからは、「真央さんは恵一のこと好きって言ってくれているの?」と、ズバズバと核心をつく質問。若干イラッとした表情を見せる長谷川さん。
日を改めて、2人とそれぞれデート。
まずは西山さん。地元の温泉で浴衣に着替えて二人並んで足湯を堪能した後、ガラスのコップに絵を描く。お題は「二人の思い出」。
絵を描きながら「真央が来てから、この旅まじで頑張ろうと思えた」と語る長谷川さん。やはり序盤からお気に入りだったみたいですね。
作ったグラスで日本酒を飲んでしっぽりタイム。完全に「好き」の言葉待ちの顔になっている長谷川さんに、西山さんが手紙を渡す。手紙の最後には「恵一が思っているより、私は恵一のことが好き」の言葉。
「もう伝えてるつもりだけど、大好き」という長谷川さんに「私も好き。選んでくれたら嬉しい」と答える西山さん。
見つめあう二人。
長谷川「許可とっていいですか」
西山「ううん」
長谷川「ううん?」
西山「うん」
そして唇にキス。
ここまでの流れすごく良かった…
西山さん、ここまでキスも「好き」という言葉も簡単に使わなかったのが効きました。最後特別なデートになりましたね。
次は大内さんとのデート。信濃川をクルージングした後、貸し切りの水族館で2人の時間を楽しむ。
ソファーに座ってお魚を眺めながらしっぽりタイム。
「選ばれなかったときの喪失感に耐えられない」とまたもや涙腺崩壊させる大内さん。
「大好きだよ。本当にしあわせになって欲しいと思ってる。それがウチだったらいいなと思ってる」
という大内さんを抱き寄せる長谷川さん。幻想的な雰囲気の中でのキス。
これもすごく良いシーン…なんかここまでで、映画を2本観た気分ですね。
東京に戻って、煌びやかな夜景をバックにした最後のローズセレモニー。
まずは西山さん。美しい白のドレスに身を包みながらも、人懐っこい笑顔はやはり西山さんという感じ。
「これから先も恵一の隣で、ずっと味方でいたい」という西山さんに「大好きな気持ちにさせてくれてありがとう」と答える長谷川さん。
続いて大内さん。
「どんな答えでも受け入れられる。」という大内さん。
堂々とした西山さんとは対照的に、支えてあげないと倒れてしまいそうな雰囲気です。
私、このローズセレモニーの直前まで西山さん予想だったのですが、この場面の長谷川さんと大内さんの表情を見て「あっこれは…」とコロリと予想を変えました。
ついに決断のとき、坂東さんに促され、ローズを手にとった「バチェラー」長谷川さんが数秒目を閉じた後に口にしたのは…
「大内悠里さん」
名前を呼ばれた瞬間、手で顔を覆って涙腺が爆発する大内さん。
「真央がいたから、最後まで強くいることができた」と西山さんを送り出す。
「すごく残念。でも私は大丈夫です」と、最後まで笑顔だった西山さん。
改めて大内さんと向き合う長谷川さん。
「こんなに守ってあげたいと思える人は悠里が初めて。心から愛してます」
と跪いてリングをはめる。
旅の最初から泣いてばかりだった銀髪の女の子が、最後は幸せの涙でグチャグチャになりながらバチェラーの愛を受け取りました。
バチェラーの「オス味」を巧みに支配した大内さん
というわけで、「バチェラー」長谷川さんが最後に選んだのは、大内さん。
ここまで私のブログを読んでいただいている方なら薄々お気づきかと思いますが…正直に告白してしまうと、私はこの大内さんの魅力というのが最後までいまひとつ分からずじまいでした。最後のローズセレモニーまで「いや普通に西山さんでしょ」と信じて疑わなかったですし、そもそも本命最右翼をひた走っていた竹下さんを大内さんが”まくった”こと自体が私にとってはサプライズでした。
ただ、長谷川さんが大内さんに父性本能をくすぐられまくっているのは画面から十分すぎるほど伝わってきました。男の「この子を守ってあげたい」欲…MCの片寄涼太さんが「オス味」と表現していましたが(笑)そこを突くのが長谷川さんには効果的だと認識した上で振る舞っていた印象です。もし仮にバチェラーが長谷川さんではなかったら、彼女はまた違う戦略を立てていたのではないでしょうか。そこらへんはやはり接客業で成り上がってきた女性のうまさだと感じました。
一方、最後に選ばれなかった西山さん。最後まで長谷川さんに気持ちを伝えるのが遠回しでしたが、彼女のそういうパーソナリティについては長谷川さんも十分に承知していましたし、だからこそ最後のデートで伝えた「好き」に価値付けができたわけで、それが特にマイナスだったようには感じませんでした。いずれにせよ、彼女の人柄なら問題なく今後幸せを掴めるでしょう…何なら次のバチェロレッテでも(笑)
バチェラーはなぜセレブでないといけないのか?
今回の「バチェラー5」全般を通して強く感じたのは「やはりバチェラーはセレブでないといけない」という事です。
それはなぜかというと「参加女性のコストとリターンが見合わない」からです。恋愛・結婚適齢期の美女たちが何週間も拘束され、一挙手一投足を世界中に晒されて、16分の1のギャンブルをさせられる…そんな代償を払ってでも、パートナーの座に座りたいと思わせる価値のある男性でないといけないのです。
今回の旅の中で「東京で合コンしてたほうがマシ」と発言した女性がいました。これをカメラの前で発言すること自体はどうかと思いますが、実際に今回参加した女性、とくにボリューム層だった20代半ばの美女たちにとっては、長谷川さんは実際「普通に合コンで出会えるレベルの男性」なのだと思います。フラットに評価すれば、長谷川さんと参加女性の上位陣…西山さんや尾崎さん、鈴木さんあたりの、恋愛・結婚市場における市場価値はほぼ同じか、もしかしたら女性陣のほうが上かもしれません。
実際、今回の「バチェラー5」は彼女たちの「なんでこんなオッサンをチヤホヤしないといけないの?」という本音が見え隠れする場面がチラホラありました。そういった状況だったことも、長谷川さんが常に精神的マウントをとれる大内さんの寵愛に走った一因だったのかな、と思いました。
なので「バチェラー6」では、ドンペリでトイレを流すレベルの超弩級セレブバチェラーの登場を期待して今回の感想ブログを終わりたいと思います。それでは!