アラフォー・アラフィフ世代に「別居婚」という選択肢
- 成婚エピソード
- 婚活のコツ
- 婚活のお悩み
目次
- アラフォーアラフィフ婚活の現実
- 「私たちは別居婚で正解でした」という元会員様
- まとめ
アラフォーアラフィフ婚活の現実
三重県四日市市の結婚相談所ブライダルサロン未来応援の朝倉です。
本題に入る前に少し私の自己紹介をさせていただきます。
■私は現在57歳。25歳で結婚し息子二人を出産
■その息子たちは独立(独身ではありますが)
■実両親と義母を天国に送り、義父は近所で一人暮らし
■会社員時代は育休を2回取得して必死で働いた経験あり
■現在は夫と猫3匹と暮しています
■婚活カウンセラー歴は約5年
この仕事の素晴らしさ&結婚相談所のよさを実感しています。
もし今私が独身で結婚願望があったら間違いなく結婚相談所に入会していると思います。
私が結婚した25歳の頃は自分の幸せのことしか考えていませんでした。勢いだけで結婚したようなものです(笑)
ですが、40代50代女性の婚活は、自分のことだけ、勢いだけというわけにはいきません。実際に何人もの女性から不安の声を聞きます。
その年齢までに築き上げてきたものがたくさんあります。
★仕事のキャリア
★親のお世話や家族のこと
★(再婚の場合)子供の成長
などなど
自分自身を振り返っても人生の中でさまざまなタイミングがありました。親が病気になり亡くなったことは大アクシデントでした。そのタイミングでは婚活はできないと思いました。
40代50代はそのようなアクシデントに見舞われる確率が高いのです。
これらのことを自分の中で折り合いをつけていきながら、理想の未来を手にしていく決断・行動がこの世代の婚活なのです。
「私たちは別居婚で正解でした」という元会員様
先日、50代元女性会員様から「別居婚がとてもうまくいっています」と報告をいただきました。
彼女は大企業に正社員として30年以上勤務しており、このまま働き続けられる相手と結婚したいという考えで婚活を始めました。
ところがご成婚となったお相手の仕事場は彼女の仕事場から高速で1.5時間以上かかる場所。
そこでお二人は話し合った結果、別居婚を選択することになったそうです。
彼女にいくつか質問してみました。
Q 別居婚でよかったことは何ですか?
A 普段一緒にいない分、お互いが優しくなれる気がします。また自分の時間が確保できます。独身時代には母親と同居していたのですが、生活環境が変わっていないので母の様子もわかって安心です。
Q 別居婚で不便なことは何ですか?
A すぐに会うことができなくて家族になった感じがあまりしないです。いつまでも恋人みたいな感じです(笑)
Q 別居婚がうまくいくために意識していることは何ですか?
A ・お互いのことをあまり干渉しない・毎日LINEで連絡をとるようにする・ありがとうをたくさん言う・ということです。
Q 将来はどのようにしていくつもりですか?
A 彼が退職したら(3,4年以内)一緒に住むつもりです。今より年をとっているので急に同居できるか少し心配ではあります(笑)
Q 結婚してよかったと感じるときはどんなときですか?
A 別居していても”繋がっている”という安心感があります。付き合っているだけだったらこの安心感はないです。そのことが幸せだな~と感じます。
ということでした。
彼女の話を聞いて、たとえ別居であっても、結婚という法的社会的な繋がりはお互いの大きな安心感になっているのだなぁと感じました。
まとめ
アラフォーアラフィフ世代のカップルにとって「別居婚」というスタイルは多様化する結婚の形の一つの選択肢になりえるのではないでしょうか。
仕事を続けたい、親の介護が必要、あるいは自分の時間を大切にしたい、など自立しながらも夫婦として関係を深めていくことが可能です。
ポイントはお互いを理解しながら工夫していくことだと思います。
場合によっては、男性のプライドが邪魔して本心では寂しくて不安なのにやせ我慢してしまうことがあるかも知れません。
本音で話し合いができるような関係つくりが一番大切ですね。
自分たちに合った唯一無二の結婚の形を作り上げていくことが、幸せを一緒に育んでいくことになるのだと改めて感じました。
なりたい未来をあきらめないで柔軟に進んでいきましょう。