母の介護と婚活事情 ~相談所での実例~
- 成婚エピソード
- 婚活のコツ
- 婚活のお悩み
目次
- 40代女性会員のプロフィールと希望条件
- 婚活のリアルな課題
- 婚活中の失敗例
- 結婚成功実例
- 親の介護と結婚を両立させるには?
40代女性会員のプロフィールと希望条件
今回は、実際に当相談所で婚活された40代女性会員の実例をもとに、親の介護と結婚のリアルな事情をお伝えします。
・40代初婚
・母親と同居中
・結婚する最後のチャンスと思い入会
・お相手に求める条件
1,年齢は自分の年齢±10歳まで
2,性格の相性を重視
3,介護について理解がある方
4,母親との同居を受け入れてくれる方
彼女にとって結婚は、自分の幸せだけでなく、母親を安心させるためのものでもありました。しかし、婚活を進める中で、思い通りにいかないことも多くありました。
婚活のリアルな課題
1,介護の負担をどう説明するか?
『親の介護がある』と伝えると、お相手がどう受け止めるのか、ほとんどの方が不安になると思います。タイミングが遅すぎると『そんな大事なことを後から言われても困る』と思われ、早すぎると『介護要員を探しているのでは?』と警戒されてしまいます。
彼女の場合、お見合いの時点では詳細を話さず、仮交際に進んでから伝える方法をとりました。
2,お相手男性側の反応
実際にお見合いをした男性の反応はさまざまでした。
・理解を示してくれる人もいるが、最終的に不安を感じる人が多い
・『自分の両親もいずれ介護が必要になるため難しい』と断られる
・『すぐに同居ではなく、まずは二人で暮らす期間を設けないか』と提案する男性もいた
婚活市場では、50代以上の男性には『自分も親の介護を経験済』で理解がある人もいれば、経験があるからこそ、その大変さを知り、NGの方もいました。40代以下では、『まだ実感が湧かず、負担に感じる』方が多い印象を受けました。
婚活中の失敗例
失敗例:結婚後の同居のタイミングが合わず破談に
40代男性と仮交際に進み、価値観も合い、順調に関係を深めていました。彼は「介護については理解してくれ、女性の親と同居することも理解できる」と前向きな姿勢を見せていました。
しかし、具体的に結婚後の生活を話し合った際、問題が発生。
男性は「いずれはご両親との同居をするが、結婚後すぐではなく、少しの間は母親の住まいの近くで二人の時間を過ごしたい」と提案。
一方、女性は「母親を一人にするのは心配だから、結婚後すぐに一緒に暮らしたい」と主張。
どちらも相手を思いやる気持ちはありましたが、同居のタイミングについて折り合いがつかず、話し合いの末に交際終了となりました。
失敗例:施設への入居
介護の理解を得られた男性でも、多くの方が口にするのは施設への入居でした。
本来、専門の方のサポートを受けられる施設への入居が1番良いのは彼女も理解していました。しかし、一度、デイサービスを利用した際に運動をし、母親が腰を強打?筋肉痛?を起こしたようで、母親が一切のサービスを受けたくないと話しているようなのです。
男性からは女性の身体を心配して、入れる施設に探して入居を進めるべきだ。と言われ、それは決して母親を見捨てるような意味合いではないですし、彼女自身も男性の気持ちを理解しているのですが、母親からは施設にはもう行きたくない!と言われてしまう。
間に入った彼女はどうすることもできなくなり結局男性ともだんだん関係が悪化してしまった。
結婚成功実例
そんな中、ある50代男性と出会いました。
・過去に両親の介護経験あり
・介護の大変さを理解している
・男性の会社へ通勤圏内に彼女の実家がある
・男性の収入も多く、専業主婦で構わない
介護に理解があったのと、母親が施設に入りたくなことも理解を示してくれ、女性の状況を受け入れてくれました。
さらに、彼自身はすでにご両親を見送っており、「今後は自分たちの生活を大事にしたい」という考えを持っていたため、女性の母親との同居にも柔軟でした。彼女の実家が男性の勤める会社の通勤圏内だったため結婚後は彼女の実家に住むことも了承。
結果的に、彼と女性は意気投合し、仮交際2ヶ月、真剣交際1ヶ月半でご成婚。現在は女性の母親と同居しながら、夫婦生活を楽しんでいるそうです。
親の介護と結婚を両立させるには?
今回のケースのように、親の介護が婚活のハードルになるケースは少なくありません。
・受け入れてくれるお相手を見極める(介護経験者、親をすでに見送った方 など)
・結婚後の生活について事前にしっかり話し合う
・伝えるタイミングを見極める(早すぎず、遅すぎず)
こうした工夫をすることで、より良いご縁に巡り合うことができます。
また、読者の皆さんに質問です。
👉 もし結婚相手が「親と同居したい」と言ったら、あなたはどうしますか?
親の介護と結婚は、誰にとっても他人事ではありません。今後も、さまざまな事情を抱えた方の婚活をサポートしていきます。