Nさん 30代女性 会社員
既婚者や恋活の選別に割く時間が無駄に感じたので、結婚相談所を選びました。
重要な書類に名前を書いてくれる家族がいないことが、大人として恥ずかしいと感じた事がきっかけで婚活を始めたNさん。第一印象はお互い最悪同士だったはずが、お見合いで話し始めるとあっという間に3時間が経過。そんなパートナーと入会から5か月でご成婚となりました。
幼少期から結婚願望はありませんでした。
ご成婚おめでとうございます!まず初めに、婚活を始めたきっかけを教えてください。
両親が不仲な家庭に育ったので、幼少期から結婚願望はありませんでした。
円満な家庭を知らない私がもし妻になり、母になったとしたら、幸せな家庭を築ける訳が無いとさえ思っていました。
「結婚しよう」「結婚しないといけない」と思ったのは、転職に伴う転居の際でした。保証人を兄に依頼したところ、渋られてしまったのです。「ただの賃貸の保証人なのに???」とショックでした。
でも、重要な書類に名前を書いてくれる家族がいないというのが、大人として恥ずかしいと感じてしまい「結婚しないと将来ヤバい」と思ったことが、婚活を始めたきっかけです。
結婚相談所を選ばれた理由はなんですか?
アプリ婚をした知人がいたり、婚活パーティーで彼氏ができた事もあったので、基本的にはその2つの方法で婚活をしていたのですが、結婚に結びつくような付き合いに発展することがありませんでした。
既婚者や恋活の選別に割く時間が無駄に感じたので、結婚する気がある人だけが集まる場に身を置こうと思い、結婚相談所を選びました。
第一印象はお互い最悪でした。
カウンセラーとの思い出のエピソードなどはありますか?
活動開始2か月目、デートを5~6回程していた仮交際の人との交際終了を申し出たとき、初めてカウンセラーの石塚さんと心が通じ合ったと感じました。
私の交際終了の意向に対して「交際を投げ出したい気持ちになっていませんか?もう一度冷静になって会ってみませんか?」と問われ、私は「第三者からすれば、振り上げた拳をおろせない状態、になっているように見えると思います。でも彼に大事にされているとは思えません。もう会う必要は無いと思っていますが、それでも会わないといけませんか?」と、強めに返答しました。
ノリノリでデートしてたくせに、最後はこんなぶん投げるような終わり方!?と呆れられるだろうと思いましたが、「思っていたより、しっかりしたお考えをお持ちだったのですね。」と予想外のことを言われ、自分を信じてくれたと感じたことが、本当に嬉しかったです。
その一件があってから、カウンセラーの石塚さんを心底信頼するようになりました。それまではちょっと距離があったと思います。
お相手様との印象深い想い出をぜひ教えてください。
お見合い当日、席について話し始めてからは、趣味や仕事の話をしていったのですが、なぜか友人と話しているような、楽しいし気を遣わないし、話が尽きないな、となっていたことが不思議でした。
元々プロフィールは全くタイプでは無く、年齢や家族構成・嗜好なども条件外で、何で受けたんだろうというお見合いだったのですが、写真の笑顔だけは超素敵だと思っていたので、「笑顔もっと見たいな~」と思いながら、全力で彼を笑わせようとしていました。
彼も私が振った1つのネタを10倍にして返してくるので「結構時間が経っているような・・・?」と思った時には、すでにお見合いで3時間ほど喋っていました。
初デートもどこへ行くでもなく、5~6時間語り合い、お金の話・結婚後の転職の話、子どもを持つかどうかなど、一般的には聞きにくい話題ばかりを話していました。
全くタイプでは無かったはずなのに、ここまで腹を割って話せることが驚きで、これが結婚なんだなと思いました。
結果、徹底的に価値観のすり合わせをして、結婚まであと何か確認しておくことある?という状態の仮交際期間でした。
お相手様の第一印象について教えてください
第一印象はお互い最悪でした。
私はマナー通り、待ち合わせ10分前に到着したのですが、お会いした瞬間タメ息をつかれたので、到着早々「帰りたい」と思いました。
彼も私の印象は悪かったそうで、ラウンジの開店前に私が到着したので「待ち時間どう繋ぐんだよ。開店時間に合わせてちょっと遅れて来いよ。」と思ったそうです。
また、ラウンジが開店するまでの数分間は雑談をしていたのですが、その日大雪だったにも関わらず「今日はバイクで来たんですか?」と彼がジョークを振ってきたことで、更に印象が悪くなりました。
仕事の疲れも重なっていたので軽口を受け止められず「んなわけねーだろ…」と内心イライラし、早く帰りたい気持ちが膨れ上がっていました。
結婚を意識した瞬間はどんな時ですか?
彼の生い立ちや過去の話、今の状況を聞き「この人、私みたいな女じゃないと幸せになれないと思う。」と感じたのが、結婚を意識した時でした。
お相手に求める条件で絶対に譲れないものはありましたか?
実家・両親と疎遠な私に対して、偏見があったり意見して来ることがないか。
2人での人生という視点で話し合いができる相手かどうか。
ここぞと言う時に頼りになるか、逃げないか。
この3つが譲れない条件でした。
自分の結婚の目的を明確にすることが、遠回りなようで、結婚への近道だと思います。
結婚相談所への入会を検討されている方へメッセージ
婚活は転職(就職)活動と似ているかもしれません。
もっと良い給料の会社、もっと待遇の良い会社は探せばあるのかもしれませんが、全部の会社を見ることも、全ての男性とお見合いをすることも不可能なので、自分の結婚の目的を明確にすることが、遠回りなようで、結婚への近道だと思います。
そして、自分の結婚の目的を満たす人かどうか相手に質問し、条件を満たしているかどうか判断することが大事です。
また、根拠が一切無くても「世界一素敵な人と絶対出会える」と、心から信じること。「楽しい!」という気持ちを100%信じれば、幸せが向こうからやってくると思います。