30代前半の会社員の男性が1年9ヶ月で成婚した婚活エピソード(16)

相談所に入る直前まで社会人をしながら大学院に通っていたのですが、修了して時間と気持ちに余裕ができたことで、これから先を考えると一人で生きていくのは寂しいのではと感じたことがきっかけです。
前々から漠然といつかは結婚したいと思っていたのですが、普段リモートワークが中心で身近に出会いもなく自然な出会いは期待できないと感じていました。
年齢も30歳に近づいていて、このままでは結婚できないだろうなと思ったので婚活を始めました。 マッチングアプリは以前やっていたのですが、マッチングしてもやり取りが続かなかったり、お会いしても人見知りという事もあり会話が弾まなかったりと向いていないのでは？感じていました。
婚活パーティ等も検討はしたのですが、一人での活動ではマッチングアプリと同じ様になるのではないか？と思いました。
結婚相談所であれば、カウンセラーさんからアドバイスをもらえながら進められるので、マッチングアプリとは違った形で活動できると思い選びました。

入会後のカウンセラー面談で、宗教2世であることを伝えた際にすごく難しい顔をされていたことを覚えています(笑)　その際に活動が難しいものになるということは伝えて貰ったので、気持ち的に覚悟できたことが途中で諦めずに活動を続けられた要因の一つかなと思います。
実際に活動中は、宗教が理由で交際終了する事もありましたが、気にせずに次に行きましょうと言ってもらえたおかげで切り替えて活動できました。
ご夫婦でカウンセラーをされていることから、男女それぞれの視点でアドバイスをもらえた事も良かったかなと思います。
また真剣交際が終了する事も2回ありました。
その度に凹みはしたのですが、長文のフィードバックを貰えたことで良かった点・悪かった点の整理もでき次の交際に繋げていこうという気持ちになりました。 真剣交際の告白を緊張で中々言い出せなかったのが印象に残っています。
真剣交際の告白をすることは、事前にカウンセラーさんを通してお相手にもお伝えして貰っていたのですが、別れ際まで言い出せず駅の改札で告白しました。
事前の想定では夕食後に伝えるつもりだったのですが言い出せず、駅に向かう途中の景色の良い場所等もスルーしていた為、内心言いそびれたぁと思いながら駅まで平静を装いながら歩いていたのを覚えています。
改札での告白後にお相手からは「今日はもう言われないのかと思った」「もっと早いタイミングで伝えて欲しかった」と笑いながら伝えられました。
カッコ良くは伝えられなかったのですが、真剣交際を受けてもらえたときはとても嬉しかったです。 神奈川と奈良で遠距離だった事もあり、お見合いはオンラインでした。
お見合いの際は話していて話題に困る事なく楽しいと思いました。
初回デートで実際にお会いした際は、ビデオ越しにみるより笑顔のかわいらしい方だなと思いました。 遠距離だった事もあり、スムーズに進むかは最初不安なところもありました。
LINEのやり取りや電話の提案などを彼女の方から積極的にしてくれたことで、早々に不安もなくなり前向きに考えられました。 真剣交際の告白後、帰りの電車で「恋人同士になれて嬉しい」とLINEが来たときは、
告白失敗したかなぁと思っていたところだったのもあり嬉しかったです。 宗教についてはプロフィールにも記載していたので、同じ信仰をしてほしいなどはなかったのですが、受け入れてくれる方というのは思っていました。 完成まで時間がかかるので仮交際中などは難しいかもですが、陶芸教室など二人で物を作る体験は共通の話題もできる上に思い出の品も残って楽しい体験でした。 真剣交際終了の際は、１度目も２度目もやめようかなと考える事はありました。
２度目の終了の際は、活動開始当初に目標としていた活動一年での成婚退会というのを超えていた事もあり、より頭をよぎりました。 カウンセラーのお二人からのアドバイスを受けて客観的な視点で考えることが出来たことで、気持ちを切り替えて活動を続けることが出来ました。

活動を始める前は実際に出会えるのか、短い交際期間で本当に結婚という決断ができるのかと言った不安もありました。
活動中は大変な事も楽しい事も色々ありましたが、活動前に不安に思っていた実際に出会えるのかという事については、積極的にお見合いのお申し込みを行なっていけば大丈夫かなと思います。
成婚退会するまでには紆余曲折ありましたが、成婚退会のお相手とは自分でもびっくりするほど順調に進み、出会って数ヶ月で特別迷う事もなく自然と結婚の決断もできました。
実際にやってみてわかる事もあると思うので、迷うようであれば一歩動いてみると良いのかなと思います。