40代前半/男性
T.Nさん 公務員
婚活で心が傷つく経験をしてきたことで、「この交際を大切にしよう」と思えました！
もちろん、一日も早く結婚できるのが理想ですが、結婚生活はとても長くて毎日のこと。傷つく経験もすることで、自分にとって何が大切かが身に沁みます。
30代半ばになった頃、自分の生活を豊かにするために婚活を始めました！
どのようなことがきっかけで婚活を始められたのでしょうか？思い出せる範囲でお聞かせください。
30代も半ばに差し掛かり、仕事の方ではそれなりの経験や技術が身について安定してきたので、自分の生活を豊かにしようと思い、婚活を始めました。
氷河期世代に当たり、大学を出てもなかなか給料もすぐには上がらず、奨学金の返済もあって、結婚よりも仕事の方に重きが置かれていました。
少しずつ貯蓄も行い、金銭的に余裕が出てきたことで、婚活に継続的に取り組める目途が立ちました。
ご入会を決断される前に、結婚相談所以外でのサービスはご検討されましたか？その中で、最終的に結婚相談所を選んだ理由をお聞かせください。
アプリもいくつか試しにやってみたのですが、なかなかマッチングまで行かなかったり、マッチングして会えたとしても、そのうちに連絡も来なくなったりして、手応えがないことが多かったです。
相談所だと男女とも有料であり、本気で結婚したいと思っている人が集まっている印象があったため、利用しようと思いました。
東京湾シンフォニークルーズでのプロポーズは最高でした♪
ご入会からご成婚までにあった、印象的な活動やカウンセラーとのエピソードをお聞かせください。
初期のころ、成婚退会直前まで行ったとき、お相手の話に違和感があった旨三好様にお話ししたところ、交際を終わらせるべきだと言われ、婚活の厳しさを実感したことが鮮明に思い出されます。
その後も何度か真剣交際まで行きましたが、誠意のない方が多く、成婚まで行きませんでした。
そこで、お見合いの質そのものの向上も大切だと考え、都内まで2時間ほどかかる不便なところから、10分ほどで都内に行けるところ（東京寄りの埼玉）へ移住しました。結果的にお相手は埼玉県の方でしたが、以前の神奈川県の場所に住み続けていたら、この良縁はなかったと思います。
職場も変えなければいけないので、覚悟はいりましたが、三好様に相談したら驚きとともにご理解や共感を賜ることができましたので、自分の決断を不安に思うことはありませんでした。
お二人が出会った日からご成婚に至るまで、様々な思い出があったと思います。思い出せる範囲で状況やエピソード、印象等をお聞かせください。
お見合いのとき、こちらの話を丁寧に聞いてもらえるだけでなく、ご自身の考えも加えて肯定的に意見をもらえたこともあり、これなら交際を経て、話をしていく中で共感できることが生まれてくるのではないかと思いました。
とはいえ、仮交際一回目でいきなり交際終了という世界ではあるので、変にテンションを上げることなく、良い意味で落ち着いてお相手との交際に臨む意識をもちました。
お相手の様子から、急いで交際を進めると良くない感じがしたので、お会いするごとに少しずつ距離を縮め、お相手の興味や楽しいことを一緒に味わう体験を重ねていきました。
お相手がバレエのレッスンに通っていたので、上野公園の東京文化会館で開催されたバレエ公演を見に行き、喜んでもらえたことで、この真剣交際は上手く行くと実感しました。
プロポーズは東京湾シンフォニークルーズでの夜景の中で行いました。当日は風がとても強く、甲板に出たときは大変でしたが、夜景がとてもきれいで、プロポーズも上手く行きました。婚約指輪をお相手の指にはめたとき、とても喜んでくれたので、６年間苦労した甲斐があったと思いました。
お相手と初めて会った時のお互いの印象を教えてください。
自分が興味をもっていた芸術分野への造詣が深く、何を話しても話が合う感じがしました。
お相手もフットワークが軽く、デートの場所選びに困ることはありませんでした。
こちらが提案したことにはほとんど乗っかってくれるので楽ですし、反対に彼女から提案してくれることもあるので、スムーズに交際が進みました。
この人と結婚したい（するかも？）と思った瞬間はどんな時でしたか？
不思議なことに、お見合いのときから、この交際が上手く進んだら結婚できるだろうなと思っていました。
それくらい、過去にお会いしてきた女性とは異なり、謙虚かつ誠実で思いやりのある方だと実感していました。
その背景には、お相手の良さが身に染みてわかるほど、たくさんの失敗をしてきたことがあるかと思います。
やはり「涙とともにパンを食べた者でなければ、人生の味はわからない」と言いますが、婚活の中で心が傷つく経験をしてきたことが、この交際を大切にしようという意識につながったのだと思います。
お相手にされて、キュン❤とした事があれば教えてください。
婚約指輪をお相手の指に通したときに、涙を流しながら「一生大切に使います」と言われたときです。
自分としては指輪を買ってプレゼントをするのは当然のことだと思い、感謝されることは期待していなかったのですが、改めて彼女の反応を見たとき、当たり前のことにも喜んでもらえることの幸せを実感しました。
結婚相手に求める条件で、これだけは譲れないと決めていたものはありましたか？
こちらからお相手のためにいろいろなことをするのですが、必ずそれに対して感謝ができるかどうか、また少しでもお返しをしようとするかを見ていました。
たくさんの女性は与えられていることに慣れており、ひどい場合はごちそうになっていてもお礼を言ってくれないケースがあります。
もちろん普段の社会生活では感謝を求めてばかりでなく、感謝されることを期待せずに行うことが、特に仕事では多いと思います。
婚活では、長い結婚生活を幸せに過ごすためにも、当たり前のことを当たり前に感謝できる人、こちらが困っていたら気にしてくれる人が必要ですので、ギブアンドテイクのテイクばかりの人は遠慮なく候補から外して行って良いと思います。
オススメのデートスポットがあれば教えてください。
夏場や冬場は気温の関係で、交際初期はインドアが望ましいと思います。ごく初期は駅近のレストランやカフェが中心です。その後は駅から近い美術館や映画館、芸術劇場、寄席、ビル内の水族館などに行きました。ショッピングは結構歩くのと会話が必要なので、インドアでもある程度の関係性がないときついと思います。
関係性ができてくれば、駅から歩く場所でも大丈夫です。あかいくつに乗ってのみなとみらいの散策も結構楽しめます。夜景を喜んでくれる人が多いので、夜に桜木町駅から出ているロープウェイ（YOKOHAMA AIR CABIN）に乗ると、良い感じです。夜の赤レンガ倉庫で食事などをして、山下公園に行って帰ってくるのが良いかもしれません。
プロポーズは東京湾シンフォニークルーズで行いましたが、かなり良かったです。個室を確保しなくても大丈夫です。食事後に甲板に出てプロポーズしましたが、景観も良く最高でした。
横浜にもクルーズディナーがありますので、選択肢に入れていただければ幸いです。
婚活をやめようと思った瞬間はありましたか？もしあればどんな時だったか教えてください。
埼玉県に転居する前のときは、お見合いをする度に疲弊していました。こちらの条件を確認するためのやり取りだけを行う人や、自分の興味のあることばかり話をして、こちらの話を聴かない人もいて、都内まで時間をかけて行っても、収穫のない日が続きました。
やめようとまでは行きませんでしたが、このままでは時間だけが流れていくと思い、職場を変え、転居することを決断しました。
それはどの様に乗り越えましたか？
再度試験を受け直し、東京都で働けるようにしました。
またお見合いのメッカである池袋、新宿、渋谷を通る通勤定期券を手に入れ、お見合いに活用しました。
お見合いにかかる交通費の自己負担がほぼなくなっただけでも、気持ちは軽くなり、以前にも増してお見合いに積極的になりました。
時間がかかっても、自分でしっかり見極められるようになることが大切です！
これから婚活を始める方や婚活を検討されている方へ、ご自身の経験を踏まえてメッセージをお願いします。
上手く行かないことが多いときは、自分も不安になり、自分が悪いのではないかと疑うことも多くありました。
そういうときは三好様に相談することで、自分を客観視でき、心の平静を取り戻すことができました。
６年ほど活動してきて、最後はお見合いの申し込まれで良いお相手と出会えました。毎月200件申し込んでいたのに、驚きの結果です。
でも、それだけたくさんの人とお見合いをして、女性の良し悪しを自分の眼で判断できるようになっていたからこそ、この申し込まれたご縁を大事にすることができたと思います。
人によっては早い時期からこのような審美眼が備わっている方もいるかと思いますが、私のように破談を重ねて苦労しながらも、ゴールに向かうことができる方もいるかと思います。結果が出るまで粘り強く、淡々と活動していただければ幸いです。
