憧れのお相手探しは失敗のもと?”好き”と”合う”の相違点
目次
- ”高嶺の花”は本当に美しいのかを考える
- 大事なことの”本質”は何かを見極める
- あなたにとっての”アタリ”は何色ですか?
”高嶺の花”は本当に美しいのかを考える
どんなお相手が自分にふさわしいか、独身の方ならたくさん考えてきたことでしょう。
昔は3高といい、”高”学歴・”高”収入・”高”身長が女性には人気でしたが、
いわゆる皆から人気があり競争倍率が高いことを”高嶺の花”と言います。
今はさしずめ、3平(平均的)、3優(私・家族・家計に優しい)、3NO(暴力・借金・浮気をしない)など、
平穏を求める傾向が若い世代には人気があるようです。
どの時代や世代でも流行の対象は行列ができるもの。
供給より需要が高まれば、それは希少となり手に入り難くなります。
しかし、希少価値のあるものが自分にとって良いかどうかは別の話です。
美しいと決めるのは他でもない自分の心次第。
誰もが羨むものを手にしたとき一瞬の満足感は得られます。
しかし、手にした後、興味が失せてしまうことってないですか?
”希少なこと”=”価値がある”のではなく、自分が本当に求めているかということがポイントになると考えます。
大事なことの”本質”は何かを見極める
まもなく東京でオリンピックが開催されますね。
沢山の国の方が日本を訪れることになるわけですが、
道ゆく外国人を見ただけでどこの国の方かわかりますか?
なかなか難しいですよね。
選手団のように服装に国旗がついていたら一目瞭然なのですが。
以前、ある婚活パーティーのアンケートで、
あなたはいつ結婚したいですか?という質問をしたところ、
良い人がいたら1年以内に結婚したいという回答は30%ほどでした。
つまり婚活パーティーに来ているのに、
自分が良いと思っても70%の方はすぐに結婚する気はないという結果でした。
人の内なるものは確認してみないとわからないものです。
婚活にとって一番大事なこと。
それは、お相手が結婚したいという意思があるのかということです。
高級なフェラーリを持っていてもエンジンがついていなければ、
それは”乗り物”ではなく”置物”ということになります。
乗り物で移動することを目的にしてる人には三輪車の方が価値があるということになります。
あなたにとっての”アタリ”は何色ですか?
皆さん、アタリ抽選機のガラガラを回すのは好きですか?
商店街やスーパーマーケットなどでよく見かける光景ですよね。
コロッと球が出てくる瞬間はドキドキします。
また、演出も凄いですよね。
色のついた球が出てくると、カランカラン!大当たり~!
一瞬、ハワイ旅行でも当たったような気分にさせてくれますが、賞品は五等の洗剤なんてオチは多々あります。
さて、あなたは何色の球が出てきて欲しいですか?
金か銀か、もしくは赤なんて答えも多そうですね。
特賞か1等の色の連想なのでしょう。
でも、大事なことはどの色が何の賞品なのかということではないでしょうか。
人によって欲しいものが違うので、出てきて欲しい色にも違いがでます。
もし特賞か一等の色がいい!と答えたら、それは欲しいものより希少価値があるものを求めたことになります。
ここでの婚活は、このガラガラ抽選機に似ています。
1回お見合いすると1人の人に出会えます。
その人は1つの色を持っています。
自分が求める色が出るまでガラガラを回すことになります。
あなたは自分がどんな賞品が欲しくて、それが何色なのか、ちゃんとわかっていますか?
希少価値が高いものが良いと思っていませんか?
婚活に大事なのは、自分を知ることです。
自分がどんな人で、どういう人と一緒にいるべきかを理解すれば、
何色が自分にとっての”アタリ”なのかが判るはずです。