IBJ成婚白書 婚活成功のヒントがここにある! ①
- 婚活のコツ
- 男性向け
- 女性向け
目次
- IBJ成婚カップルは年間16,398組!
- 結婚相談所ってどんな人が利用しているの?
- 成婚できる人の共通点とは?
- 思考のバイアスと「ナッジ(nudge)」という考え方
- 婚活は「自分らしさ」が活きる時代へ
IBJ成婚カップルは年間16,398組!
婚活中の皆さん、こんにちは!
今日は、婚活をがんばるすべての方にぜひ知っていただきたい情報をお届けします。
4月に、IBJが発表した『2024年度版 成婚白書』をご存知でしょうか?これは、実際に成婚されたカップルのリアルなデータをもとに、婚活の現状と成功の傾向をまとめたレポートです。
2024年度版 成婚白書によると、昨年IBJを通じて結婚したカップルの数はなんと 16,398組。これは、日本国内で1年間に成立した婚姻件数の 約3.3% を占めています。
ざっくり言えば、昨年日本で結婚したカップルのうち 約30組に1組 が、IBJで出会ってゴールインしているんです。
IBJだけでこの数字ですから、その他の系列の相談所も含めると、結婚相談所を通じて結ばれたご縁は、全体のなかで相当な数を占めていると思います。
「今どき結婚相談所なんて古臭い」なんて言われていたのはもう昔の話。今では、結婚への真剣度が高い人たちが安心して出会える場所として、自然な選択肢になりつつあることが読み取れるんじゃないでしょうか?
結婚相談所ってどんな人が利用しているの?
では実際に、成婚した方々はどんな人たちだったのでしょうか?
2024年度版 成婚白書によると、成婚者の平均年齢は男性が36歳、女性が34歳でした。
特に30代の婚活者が中心ですが、20代後半から40代以上の利用者もどんどん増えていることが分かります。
さらに興味深いのは、活動期間の中央値は約9ヶ月、交際期間は約4ヶ月という点。
「交際4ヶ月で結婚なんて早すぎない?」と驚くかもしれません。でも結婚相談所での出会いは、最初から「結婚を前提」にしているので、目的が明確。そのため、将来の価値観や結婚観を話し合うスピードがとても早いのです。
ちなみに、国立社会保障・人口問題研究所発表の、第16回出生動向基本調査によると、一般的な平均交際期間は4.3年です。つまり、交際期間約4ヶ月で成婚というのは、一般的な平均交際期間の1/12の期間なんです。
出生動向基本調査: ダウンロードはこちら 👉 https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou16/JNFS16_ReportALL.pdf
どうですか? 結婚相談所のタイパというのはかなり優秀だということがこの数字からも読み取れますよね。しかも、一般的な平均交際期間4年にかかる費用を考えても、決してコスパも悪くはないと言えるのではないでしょうか?
第三者のサポートが成婚のカギになる
そしてもうひとつ、結婚相談所ならではの大きな強みが、カウンセラー(仲人)の存在です。
恋愛や婚活には、どうしても迷いや不安がつきもの。そんなときに第三者として冷静な視点でアドバイスをしてくれる存在がいるのは、とても心強いものです。
お相手との関係に悩んだときも、誰かに相談できる環境があるだけで、不安がグッと軽くなることも。
また、自分では見落としがちな「相性の良さ」や「お相手の長所」を気づかせてくれることもあります。
婚活って、ときに孤独になりがち。でも、誰かが一緒に走ってくれる感覚があると、心に余裕が生まれますよね。
成婚できる人の共通点とは?
「成婚に至る人と、途中で婚活をやめてしまう人との違い」とは何だと思いますか?
結論からお伝えすると、成功した方とそうでない方との間にあった大きな差は、ズバリ「行動量」です。
成婚者は“出会いの数”が圧倒的に多い!
2024年度版 成婚白書のデータによると、成婚した方のお見合い回数は、途中退会された方に比べて2倍〜4倍も多いんです。
交際した人数も同様に2倍〜4倍と、圧倒的な差が見られます。
具体的には、成婚した方は平均して10〜14回のお見合いを経験し、そのうち約40%の方と交際に発展しています。
つまり、10人とお見合いをして、そのうち4人と交際し、そのなかから「この人となら」というご縁が芽生えている、という流れなんですね。
一方で、途中で活動をやめてしまった方の多くは、そもそもお見合いの回数が少なく、出会いのチャンス自体が限られていたことがわかります。
「良い人がいなかった」というよりも、「出会いそのものが少なかった」というのが現実です。
婚活カウンセラーの立場から見ると、「本当に婚活に打ち込んだのか?」と疑問に思うケースもあります。
婚活を成功させるうえで大切なのは、まず「会ってみる」という姿勢なんです。
婚活で大切なのは“理想の人”より“現実の相性”
もちろん、最初から「理想の人」に出会える可能性が高いわけではありませんよね。
でも、いろんな人と話してみることで、自分が本当に求めている価値観や大切にしたいことが見えてくることもあります。
たとえば、最初はタイプじゃないと思っていたけど、話してみたら意外とフィーリングが合う。そんな出会いも少なくありません。
婚活のゴールは、「条件が完璧な相手」を見つけることではなく、「安心して一緒にいられる人」とのご縁を育むことです。
誤解や反論を恐れずに言いますが、「条件が完璧な相手」なんていうのは想像上の人物で、現実には存在しません!
人間ですから、長所があり短所もあります。私は、長所も短所もひっくるめたものがその人の個性じゃないかと思っています。
その現実を受け入れて理解し、価値観が合うのか?その価値観は自分の許容範囲なのか? そして、その人と共感し合えるのか?といったことを探っていったらいいのではないですか?
そのためには、自分の中の枠を少し広げて、さまざまな人と出会ってみることが、結果的に幸せな結婚につながっていくのです。
思考のバイアスと「ナッジ(nudge)」という考え方
でもやっぱり「動けない」…その理由とは?
とはいえ、「分かってはいるけど、なかなか行動に移せない」という気持ち、ありますよね。
実は、そこには“心理的なハードル”が関係しています。
婚活でも、このバイアスが知らず知らずのうちに、あなたの行動をブレーキしているかもしれません。
たとえば、「現状維持バイアス」。
今の生活に大きな不満はないから、何かを変えるのが面倒、怖い…。そんなふうに感じたこと、ありませんか?
また、「選択のパラドックス」というものもあります。
条件を見れば見るほど、「もっといい人がいるかも…」と迷ってしまい、結局誰にも決められない。
この“選べない状態”が続いてしまうと、結果的にご縁を逃してしまうこともあるのです。
行動を後押しする“やさしいきっかけ”を味方にしよう
じゃあ、どうやってこの心理的ハードルを乗り越えればいいの?
そのヒントになるのが、「ナッジ(nudge)」という考え方です。
ナッジとは、「強制ではなく、やさしく背中を押す行動のきっかけ」のこと。
たとえば、誰かが「この人、あなたに合うんじゃない?」とすすめてくれるだけで、「じゃあ会ってみようかな」と自然に前に進めるようになります。
婚活はとてもパーソナルで、デリケートな活動です。
だからこそ、自分ひとりでは動けなくても、誰かのさりげないひと言が勇気になることがあるんですよね。
「少しずつ動いてみる」が未来を変える一歩に
婚活では、不安や迷い、思い込みと向き合う場面も多いかもしれません。
でも、それは「自分に向き合っている証拠」でもあるのです。
人は誰しも、知らないことや初めてのことに不安を感じるもの。
でも、「ナッジ」のようなサポートを上手に取り入れて、少しずつ行動の量を増やしていけば、必ず世界が変わっていきます。
結婚相談所の婚活カウンセラーとは、まさしくこのナッジなんです。
婚活がうまくいかないと感じたときこそ、焦らず、前向きに結婚相談所の仕組みやサポートを活用してみては如何でしょうか?
婚活は「自分らしさ」が活きる時代へ
2024年度版 成婚白書を読むと、「結婚に至るまでのプロセスは十人十色」だということがよくわかります。特別高いスペックが絶対的な要素ではないことが分かります。
大切なのは、自分の気持ちに素直になって、一歩踏み出すこと。そして、自分に合った婚活スタイルを見つけ、積極的に活動をすること。
あなたに合った出会いは、必ずどこかで待っています。
IBJ成婚白書 婚活成功のヒントがここにある! ②を見る
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「2024年度版 成婚白書」をまだご覧になっていない方は、ぜひチェックしてみてください。IBJ公式サイトから無料で閲覧できます。
IBJ成婚白書: ダウンロードはこちら 👉 https://www.ibjapan.jp/information/wp-content/uploads/2025/04/2024IBJseikon_hakusyo.pdf