この失敗から学びましょう
先日、新潟県知事の米山隆一氏が女性問題をきっかけに辞任されました。
会見によると、女性を前にすると何も話ができなくなってしまい、好かれるためにお金を渡すことで自分を優位に見せることに精一杯だったようです。とても自分本位なやり方で。
経歴を拝見すると、「東大出身」「医師免許所有」「弁護士資格所有」でありながら、知事を務めるという婚活でいうところのまさに『ハイスペック男性』そのもの。
そんなハイスぺ男性でも独身という事実は、婚活男性にとって重い現実と言えるのでしょうか?
「そんなことはない、自分の方が結婚には近いはず」とお考えのあなた、その自信は大切にしましょう。
そして他人の失敗を自分の成功の糧にするのです。
というわけで、女性とのお見合いで失敗する男性の特徴を一つご紹介いたしましょう。
自分のことだけを話す
通常のお見合いは60分程度、そのうちのほとんどを自分の話で終えてしまう方。
具体例で行くと、「月曜から夜更かし」(日本テレビ系列)でブレイクした桐谷さんですね。
桐谷さんは、IBJの結婚相談所に入会して婚活していたのですが、そのお見合いの場面が番組で流れていました。
ご覧になった方も多いと思いますが、終始桐谷さんのマシンガントーク。
当然、お見合い後の交際は不成立となってしまいました。
資産2億円ともいわれる、ある意味ハイスぺでもある方が交際に発展しない。
女性はちゃんと見ているのですね。
この人と結婚したらどんな生活になるのかを60分の短い時間で想像しているわけです。
こんなに一方的に自分のことだけを話す人は、きっと私のことなんて気にせず勝手に突っ走るのだろうなと。
ここでの教訓は『お見合いでは人の話に耳を傾けるべし』。
自分のことを話すのは後回しにして、お相手に話をしてもらいましょう。
ここで大事なのは「聞く」ではなく「聴く」ことです。
「聞く」とは、耳に入ってくる音を聞くことを指します。
「聴く」とは、耳を傾け、相手の心に寄り添いながら聴くことを指します。「聴」という字には、「耳」の他に「目」と「心」が入っていることからも分かりますよね。
「聴く」ことができれば興味が生まれ、自然な質問をすることができます。
これが会話を作るのです。そしてお相手は、この人は私の話を「聴」いてくれる。もし結婚したら2人で相談しながら暮らしていくことができそう、と感じてくれるのです。
女性との会話に自信がない人は緊張から自分の得意な話(しかも女性が興味ないこと)を続けます。沈黙が怖いから。
でも自分の話に自信がないからこそ、相手の話を「聴く」のです。
もし、気の利いた返事や質問ができないのなら、初めは大げさなくらいの相槌とオウム返しだけでも構いません。
それでも相手はきちんと私の話を「聴」いてくれていると感じてくれるはずです。
自分の興味のあることだけを話し続ける人、あなたはどうですか?
今度は、相手の話を聴くことで自分の話も聴いてもらえるようになる方法についてお教えしたいと思いますのでお楽しみください。
P.S.やはりネット系の出会いは難しいのでしょうか。米山氏もハッピー(メール)にはなれなかったわけですし・・・。