一流シェフがサイゼリヤでバイトをして発見したこととは?
- 婚活のコツ
- 自分磨き
- 男性向け
目次
- 必勝法は○○○○思考?
- サバンナ思考とは?
- 婚活をサバンナ思考で考える
必勝法は○○○○思考?
婚活において、現状を何とかしたいと思っているあなたに一つのヒントとなる本をご紹介します。
『なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか? 偏差値37のバカが見つけた必勝法』(飛鳥新社)
著者の村山氏は本場イタリアの三つ星レストランで副料理長を務め、その後独立、2011年のオープン以来ミシュランの星を9年連続で獲得しているイタリアンレストラン『ラッセ』のオーナーシェフです。
一流レストランを経営する村山氏がファミレスであるサイゼリヤでアルバイトをするきっかけ、それは『危機感』でした。
村山氏がサイゼリヤでバイトを始める直前までのラッセは、はたから見れば大成功のようでしたが長時間労働が常態化し、人間関係も悪く、スタッフが次々と辞めていくような状況でした。
経営を維持するのもギリギリの状態だったそうです。
すべての問題点は「生産性」にあると悟った村山氏は、同じイタリアンで高い生産性を誇るサイゼリヤに学ぶことを思い付いたのです。
その後サイゼリヤでの学びを自分の店に生かしたところ、コロナ禍でも黒字というくらい経営が劇的に改善したのです。
そんな村山氏は著書の中で必勝法の1つとして挙げているのが「サバンナ思考」という考え方です。
サバンナ思考とは?
サバンナ思考とは、サバンナという弱肉強食という世界で
・いつ食われるかという危機感
・注意深く周囲を観察し、異変に気づき
・即行動に移さないと生き残れない
というサバイバル術を言語化したものです。
「危機感 × 気づき × 即行動」という公式を高速で回転させていけば、どんな困難な時代でも生き残っていけます。
ポジティブにベストやベターを目指すのではなく、最悪のことを回避していくことを最優先に考える。
これを婚活の場に応用したらどうでしょうか?
婚活をサバンナ思考で考える
①危機感
・結婚の前にそもそも出会いがない
・このままでは○代の内に結婚できなそう
・周りの友人はあらかた結婚してきた
など危機感はあるけど、それだけではただのネガティブな人です。
②気づき
・今の職場の女性社員は既婚者が多くて出会いにならなそうだな。
・友達の紹介などで出会いがあっても、それを交際に進めるのが難しいな
・出会った女性が必ずしも結婚を希望している人とは限らない、どうすればいいのか
危機感を持っている人は現状に気づき、分析を始めます。
③即行動
・新しい出会いを求めて趣味のコミュニティに参加してみる
・ストレートに婚活を始める
・環境(ex.婚活アプリ→結婚相談所)を変えてみる
気づきを行動に移します。
サバンナで前方の草陰にライオンがいることに気付けてもボーッとしてたら食べられてしまいますよね。重要なのは3つポイントが、ホップ・ステップ・ジャンプの構成で組み合わさっているということです。
③がなければ何も残りません。そして①、②がなくては、③は大きく正確に羽ばたけません。それはわかってはいるけど行動になかなか移せない、という人は多いですよね。
僕もこの記事書くのを先延ばしにしていました、スミマセン。なので、わかります。先延ばしにする人の心理の根底にあるは、リスクや失敗が嫌という想いではないでしょうか。
・時間の無駄なんじゃないか
・失敗したら恥ずかしい
先延ばし対策については別の機会でお伝えしますが、今回ご紹介の本の中でも行動に移せない状態を“ウェイト&ストップ思考”と称し思考停止による変化へのあきらめを問題視しています。
村山氏が「一流レストランのシェフがサイゼリヤなんかでバイトをしたら、恥ずかしい」と思って何もしなかったら現在の成功は得られなかったことでしょう。
この記事を見て下さっているあなたは、危機感があって、情報を探しそこで気づくところまでは来ています。
この後の行動で結果は大きく変わってきますよ。
サイゼリヤつながりで、婚活における正しいポジショニングのヒントにつながる話しを書いています。
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