遠回りする勇気がありますか?(男性婚活者のリアルな悩み)
こんにちは、KHM藤沢店の眞部です。
早速ですが、婚活者の事例をご覧ください。
■男性会員様:
自分は個人事業主なので、妻には家庭に入って仕事を手伝ってほしいと思っています。
自分の対象となる年代(40才前後)の方は、キャリアを持った女性で中々今の仕事を辞める意思を持っている人が少ない。
キャリア継続思考の方と専業主婦希望の方をプロフィール上で簡単には見分ける方法は無いのか?
もう女性のプロフィールを読み込むのも面倒になってきた。。。
■カウンセラー:
システムの構成上、専業主婦希望か否かをスクリーニングすることは難しいです。(検索項目に「専業主婦希望・否」といったものはない)
そしてプロフィール上の記載だけで、キャリアに対する意向を明確にしている女性は少数です。
そこで会員男性側のプロフィールで『女性側のお仕事については本人の意思を尊重しますが、自分の仕事を手伝ってくれるたら嬉しい』と表記していたものを『手伝ってくれる方求む』に変更、ターゲットを明確にして絞ることを提案。
■男性会員様:
それだと対象となる女性が少なくなってしまいお見合いも組めなくなるのでは?
と、選択肢を自ら狭めることに不安の声。先日こんなやり取りをしました。
確かにターゲットを絞るということは対象人数が減るのでお見合いのペースを維持することは難しいでしょう。
しかし、目的はお見合いを組むことではなく、「結婚相手を見つけること」です。
こちらの男性会員様、お見合いはそれなりに組めるのですが、なかなか思ったような女性と出会えず疲れてしまい、モチベーションが下がってしまった中での発言でした。
(さらに言うと、交際中の女性からお断りがあった理由もキャリア問題でした。)
婚活中のバイオリズムの上下は誰にでもあることです。
うまくいかなくて不安になってしまうのです。いつまで続ければ結婚できるのか?・・・と。
こういった場合にいくつかの戦術を提案するのですが、それでも方向性は2つです。
1)いままで通り理想を貫く → ただし、時間はかかるでしょう
2)希望の範囲を広げる → ただし当初描いた理想そのままとはいきません
※誤解がないように「希望を下げる」という意味ではなく「拡大解釈をしてみる」という意味
究極の選択をどうするかは私たちが決めるわけでなく、あなた自身が決めるのです。
選択するための判断材料を提供するのが私たちの役目ですから。
極論すると、「どちらを選べば正解か?」なんて、誰にも分かりません。
であれば、真剣に悩んで出した判断を信じて進むしかありません。
悩む時間と労力を惜しみ、思い付きで出した判断で進んだ場合は遅かれ早かれまた迷うでしょう。
メジャーリーガーのイチロー選手が、とあるインタビューで話していました。
『遠回りすることってすごく大事ですよ。遠回りすることが一番の近道。』
その後のイチロー選手の会話も一部ご紹介します。
■インタビュアー:
(そんな無駄をしなくとも)最短で行ける可能性もあるのでは?
無理だと思います。
失敗をしないでたどり着いたこと。全くミスなしでそこにたどり着けないのですが、たどり着いたとしても深みは出ないですよ。単純に、野球選手としての作品がいいものになる可能性は僕はないと思いますけど。
あったとしても、やっぱり遠回りすることがすごい大事ですよ。だから僕、無駄なことって結局無駄じゃないって考え方が凄い大好きで。
でも今やっていることが無駄だってやっているわけじゃないですよ。無駄に僕は飛びついてるわけではないですけど、後から思うとすごい無駄だったってことは、すごい大事なこと。
婚活中は様々な悩みが襲い掛かってきます。逃げ出したり、放り投げたくなる気持ちも分かります。
そこで安易に最短ルートを選ぼうとするとどうなるのか、特に結婚相手という重要な選択においての代償はどんなものなのか。
現役の司法書士としては、結婚がうまくいかなかった悲劇に関わることもあるので、とても重く受け止めています。
でも、結婚相談所のいい所は、その不安を分かち合うカウンセラーがいることです。
婚活アプリやネット婚活では、自分の悩みに共感してくれますか?
しかも「彼女ほしいなぁ」というレベルで、友達に愚痴れる話でもないですから。
現在婚活中のあなた、KHMは同性・同年代目線で愚痴だけでもお付き合いします。
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