【交際終了】大好きだった人が別の人と真剣交際に進む…。
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目次
- 30代女性会員様…本当に辛くて悲しさが涙で溢れたあの日。
- 【実績】…IBJ Award 7期連続・成婚TOP30等
- 『楽しい婚活』をしながら『幸せな結婚』を叶えましょう!
- 『幸せな結婚。』を叶えた会員様達の『ご成婚エピソード。』
- 『安心・安全な結婚相談所の証』…【マル適マーク】を取得。
30代女性会員様…本当に辛くて悲しさが涙で溢れたあの日。
『交際終了。』
『結婚相談所』で活動している方の多くは経験したことがあると思います。
自分から交際終了を告げる時もあれば、相手から交際終了を告げられてしまう時もあると思います。
特に初デート後や2回目のデート後に『交際終了』になるケースは本当に多い現実があります。
相手から交際終了を告げられてノーダメージの時もあれば、本当にショックで心が傷付いてしまう時もあると思います。
お見合いをしてからデートを何度も重ねていく中で相手に対する気持ちが日に日に高まっていく。
その中で『真剣交際に進みたい』という気持ちが自然と芽生えた。
デートやLINEをしている中でも自分の中では『順調』だと思っていた。
このまま真剣交際に進めると思っていて、この未来をずっと夢見ていた。
それなのに突然、『交際終了』を告げられる…。
理由は『別の人と真剣交際に進む。』
昨日までLINEもできていた。
この前もデートをしたばかり…。
それなのに『なぜ…。』『どうして…。』
天国のような日々が一瞬にして地獄のような日々に変わる。
この現実をどうしても理解できない…。
相手に対する気持ちが高ければ高いほど。
『辛さ』や『苦しさ』も深くなる…。
言葉にできない悲しさや嫉妬に襲われる。
何処にいても何をしていても。
美化された思い出ばかりが頭の中を過る。
その度に本当に苦しい…。
このような経験をしたことがある方も少なくはないと思います。
過去にも同じような経験をした30代女性会員様もいました。
彼女はとてもポジティブで素直で明るい性格の女性でした。
そんな彼女も活動をスタートした直後から沢山の申込を頂くことができました。
積極的にお見合いをお受けしていて、その中から8名の男性と仮交際に進むことができました。
そして、1ヵ月後には3名に絞った彼女。
この時には他のお見合いを一旦ストップさせて、交際中の男性達に注力して活動をしていました。
その中で3名ともデートを重ねていく中で自然と彼女の気持ちが結婚に向けて前向きになっていった男性が1名いました。
他の2名とは食事ばかりのデートが続いていたそうで正直、彼女の中でマンネリ化していた部分もありました。
彼女はお出かけデートをするような提案もしていたのですが、なかなか応じてもらえない状況が続いていました。
その中でただ単に結婚に関する話を建設的に行っているような感覚にもなっていました。
しかし、彼女の気持ちがグッと前に進むことができた彼とは食事だけでなく、色々な所に外出をしていて、お互いの趣味なども一緒に楽しめることができていました。
その中でも食事をしている時には結婚に向けた話などもできており、彼女の中では良いバランスが取れているような感覚もありました。
そして、気付いたら彼女の中で彼に対しては『好き』『もっと一緒にいたい』というような感情も自然と芽生えていったそうです。
私も先方の相談所とも連絡を取り合う中で彼も最初の頃から彼女と前向きに交際している旨の報告は届いていました。
しかし、『今すぐに真剣交際!』という感じではなかったそうです。
これは彼女に何か問題があるとかではなく、『彼自身の感覚的な問題です』と先方の相談所からは言われました。
この頃には彼女も『彼と真剣交際したい』という気持ちにもなっていました。
その中で先方からの話を彼女にも伝えたところ、彼女自身も彼がまだそこまでの気持ちではないことも感じていたそうです。
『もしかしたら他にも交際している人がいるような気もするんですよね…』
『最初の頃は毎週会えていたのに最近は毎週ではなく、報告しているように2週間に1回ぐらいになっていて、LINEの頻度も少なくなっていて、返信の感じも何か前と違うような気もしていて…』
当時、彼女はこのように話していました。
それでも彼女の中では彼に対する気持ちが日に日に増していきました。
『他にライバルがいるのかも…』という不安が生じる時もありましたが、このような時には逆に彼女は『負けてられん!』という感じで火がついている様子でした。
正直、分が悪いような感覚も彼女の中にはあったそうですが、それでも彼女は『彼とこのまま先に進めるように頑張る』という決意をしました。
そして、他の2名とも交際終了を決断して、彼とだけ真剣に向き合うようにしました。
それからも何度かデートを重ねる中で『本当に先に進めるのかな…』という不安や心配がある中でも彼女の中では彼に対する気持ちも高まっている様子でした。
当時は彼の方からも積極的に結婚に関する話などもしてくれていて、『このような話をしてくれているってことは彼も自分との結婚を真剣に考えてくれているのかな』という気持ちにもなり、彼女は嬉しかったそうです。
このまま彼が自分と『真剣交際に進む』という結論を出してくれることを彼女は信じていました。
この間も先方の相談所と私は連絡を取り合っていたのですが、変わらず彼も前向きでいれてくれていました。
しかし、この時も彼はまだ真剣交際という決断をすることができない様子でした。
その理由も『長時間一緒に過ごしたことがない』という理由でした。
これまでお会いする中で半日のデートは何度かしていたので、彼の言う長時間の感覚が私には分かりませんでした。
その為、先方にも確認をしたところ、昼から夜ではなく、朝から夜が彼の中での長時間とのことでした。
先方の相談所からは『彼は最後に朝から晩まで一緒に過ごした時の感覚を確認して決断したい』と話していると言われました。
仮交際の段階で朝から晩までのデートはなかなか珍しいケースです。
しかし、それが彼の中で必要であれば、彼女もそのようなデートをするという選択しかなかったです。
彼女自身も彼ともっと長い時間デートをしたいという気持ちもあったし、このデートを成功させることができたら彼も『自分と真剣交際に進んでくれる』と彼女は思っていました。
そして、すぐに彼女は彼に朝から晩までのデートを提案して、2人でデートプランを計画し、次回のデートでは実際に朝から晩までのデートを行いました。
この日も彼女はとても楽しくて、彼と丸一日過ごせることができたことにも喜びを感じていました。
そして、この日のデートで彼女は彼に直接、『私は真剣交際したいと思っている』『これからも会っていきたい』という気持ちを伝えました。
しかし、彼からはその日に『真剣交際する』という言葉はなかったそうです。
その場で判断するというも難しい気持ちも分かるので、これも仕方ない部分もあるし、彼女自身もこの言葉を言うつもりはなかったそうですが、『思わず言ってしまった…』と少し恥ずかしそうにしていました。
先方の相談所からも彼も彼女との朝から晩までのデートを楽しめた様子で懸念点などもないという旨の報告が届きました。
この時は『やっと真剣交際に進める』と思いました。
しかし、先方からは『まだ真剣交際までには少し時間を欲しい』と言われました。
正直、もう結婚に関する話の擦り合わせもこれでもかってぐらい行えており、彼が求める朝から晩までのデートもできて、それで懸念点も無いと言われたら、『これ以上何をしたら良いんですか?』って感じでした。
その為、先方の相談所にも『正直ベースで先に進めない理由は何なのか教えて下さい』とお願いをしました。
先方からは『実は他にもデート内容や会話なども彼女と同じぐらいのペースで進んでいる女性がいます』『彼はどちらも甲乙つけられない感じで、どちらにするか選べない状況が続いています』という旨の話がありました。
最初の頃は彼女自身も『他のライバルがいるだろうな』という感じはしていたのですが、その後もデートを重ねていて、朝から晩までのデートなどもできている中で彼女の中でこの頃には『もう自分とだけ向き合ってくれている』という気持ちも正直ありました。
私も彼女や先方の相談所からの報告を見る限りではそうなのかなという感覚もあったのですが、彼が最後に望んでいた朝から晩までのデートをして懸念点などもないのに『まだ真剣交際の決断ができない』と言われた時に“もしかして…”という気持ちもありました。
だからこそ、先方に『正直ベースで』という確認をしたのですが、案の定そうだったので、“やっぱりな…”って感じでした。
もしも彼が彼女に『あなたしか交際していない』とか言っていたら『嘘つき!』ってなるのですが、このようなことも1度も言われていなかったので仕方ないと言えば仕方ないのですが、先方の相談所には『この話を彼女にも伝えても良いのか』と確認をしました。
先方からは『ここまで来ているので彼女にも伝えてもらって構わない』と言われました。
その為、彼女にも先方からの話を伝えました。
『やっぱりそうだったんですね…』
『ん~、ちょっとショックですが、仮交際だし仕方ないですよね…』
『喜多村さんはどう思いますか?』
彼女からはこのように言われました。
『正直ここまで引き延ばして最後に確認したいと言っていた朝から晩までのデートをしても決断できないなら難しいのかなって感覚もある』
『ちょっと優柔不断過ぎるというか誠実な印象は薄れたし、多分このような感じだとあまり良い結果になったケースも少ない』
『先方と話している感覚だと多分、なんとなく分も悪い気もする』
『それでも〇〇さんが彼と真剣交際したいって気持ちが残っているなら、ここまで来ているから最後まで向き合っても良いとは思うけど、このままだともっと引き延ばされた結果、もう1人の方に行ってしまうって未来も正直予想はできてしまう』
『それかもう1人に振られて、こっちに来るって可能性もあるけど、そんな理由だったら、どうなのかなって思う』
『分が悪いという気がするのも多分、もう1人の女性って〇〇さんの後に出会った女性だと思う』
『その理由としたら最初の頃よりもデート間隔やLINEの頻度も減ったのも多分その人と出会ってからだと思う』
『ってことはもう1人の方を優先にしていたから〇〇さんとのデートやLINEの頻度も減ったのかなと思う』
『もしもどちらも平等だったとしても最初の頃の彼の〇〇さんに対する前向きだった気持ちがもう1人の女性に引っ張られているのは間違いない』
『もしも〇〇さんに対して、良いも悪いもないって気持ちでもう1人の女性が現れて、〇〇さんに前向きになったというのなら、こっちが有利なんだけど、最初から〇〇さんには前向きでいてくれて、その中でもう1人の女性と出会って、〇〇さんに対する前向きな気持ちを奪われている訳です』
『これって彼の本心はもう1人の方なのかなって表れでもあるのかなとも思う』
『それで2人とここまで長く引っ張っている訳で、恐らく〇〇さんには長い分、情もあって自分から交際終了をするって決断もできないのかなとも思う』
『〇〇さんに真剣交際したいって言われても、この人は即答できなかった訳で正直それが答えなのかなという感覚もある』
『多分だけど、もう1人の女性に真剣交際したいって言われたら、この人はそっちに行く気がする』
当時、彼女にはこのような話をしたのですが、これはあくまで私のこれまでの経験則や感覚によるものですが、私の中では『こんな感じなんだろうな』っていうのは、ある程度、分かっていました。
しかし、確証もないのは事実だったので、彼女にも『教えてくれるか分からないけど、もっと深掘りをした内容を先方に確認してみるか』と聞いたら彼女からは『喜多村さんが言っているのも言われてみたらそんな気もしてきたのですが、何も分からないまま諦めたくもないので、もし聞けるなら、どっちが先に出会ったとか、本当はどっちが良いのか、みたいなことも知りたいです、怖いけど…』と言われました。
その為、先方にも確認をしたのですが、やっぱりもう1人の女性とは彼女と交際してから1ヵ月後ぐらいにお見合いをしたらしくて、先方の相談所の感覚でも彼は多分もう1人の女性の方に惹かれているようなニュアンスも感じるけども『彼からはどちらに対しても明確な言葉ない』とのことでした。
更に、もう1人の女性の相談所とは先方も連絡が全然取れなかったみたいで、だからこそ余計に何も分からないって状況が続いていたそうです。
私は先方の相談所に『もう1人の女性からは真剣交際のアプローチとかはあったのか』という確認もしたのですが、彼からは『特にそのような報告はない』と言われました。
そして、彼女から彼に直接『真剣交際したい』って話があったと思うのですが、その時は『何か言っていましたか?』と聞いたのですが、『真剣交際したいという話をされた』という報告は届きましたが、その時にも『自分では判断できない』という旨の話をしていたそうです。
この時に先方の相談所は彼にここまで進めても決断できないならあまり引き延ばしてもかわいそうだから『無理なら終わりにしてあげるのも優しさだ』という話もしたそうです。
しかし、この時に彼は『自分からは断れない』と言っていたそうです。
更に決断できない自分が悪いので『向こうから断られるなら受け入れます』という話もあったそうです。
本当ここまで詳細に教えてくれる相談所ってあまり無いので、すごく感謝したのですが、この話を聞いた時に私の中では正直『この男性に彼女を任せられない』と思いました。
この男性は『彼女の方から振って欲しいんだな』って思ったので、先方にも『本心は多分そうなんじゃないですか?』と聞いてみたのですが、先方からは『断言はできないけど正直それもあるのかもしれない』と話していました。
この時も先方の相談所には『今日の話を彼女にも伝えて良いですか?』と念の為に確認したら、『全て伝えて頂いて構わない』『こんな話しかできずに本当に申し訳ない』と言われたので、彼女にも先方の相談所から聞いた話を全て伝えました。
この時に彼女は『やっぱりそうでしたか…』『喜多村さんの言っていた通りか…』『あんなに言ってくれたので多分そうなんだろうなとは思っていましたが、ショックですね…』と少し落ち込んでいる様子でした。
それからも少し話をしている中で中盤ぐらいでは『悲しいし悔しいんですけど、ここまで来たらちゃんと白黒つけてもらえるまで頑張っても良いですか?』『喜多村さんの予言当たるから怖いけど、今回は逆らってみたい!(笑)』と少し笑いながら話していたのですが、私は『正直、この人に対する誠実さも薄れてしまったのも事実だし、ずっとどっち付かずというか、自分の中で答えは出ているのに、こんな感じのまま泳がせるようなタイプの人は〇〇さんにオススメはしたくないって気持ちも私はある』
『もう1人の方に行ってしまう可能性があるということも覚悟できているなら、現時点では負けているんだろうけど何が起きるかも分からないから、もう少し頑張ってみたいなら悔いのないように今の自分の気持ちに素直に行動するのも否定はできない』
『ただ100の本音で言うなら、こっちから切っちゃえって言うのが私の気持ちなんだけど、〇〇さんの気持ちも大事だから、もう少し頑張ってみましょうか』という旨の話をしました。
この日はその後も色々と話をしている中で彼女も本当にショックだったのか、途中から泣いちゃって、『こんなに好きになってしまって、頑張って気持ちを伝えたのにまだ選んでもらえないのも悲しいし、自分に何か原因があるなら頑張って直すけど、他の人と比べられて負けているのも悲しくて…』
『泣いてる場合じゃないし、勝てるように頑張らないといけないのも分かっているんですけど怖くなっちゃった…』
『喜多村さんが言うように不誠実な人なのかもって思って、それも私の見る目が無かったのかなって思ったり、それでも嫌いになれなくて、喜多村さんにオススメできないとストレートに言われるのも嬉しいのに逆らいたくなる自分も嫌だし、多分ダメな気もするんですけど1%でも応援してくれるなら頑張りたい』と彼女は話していました。
私は彼女に限らず、会員様1人1人のことをもちろん150%応援しているし、この時も彼女のことも150%応援していたし、この男性との恋は可能性がある・ないとかではなく、同じ男性として情けないというか、こんなにもハッキリと彼女の気持ちを聞いているのに、思わせぶりでどっち付かずの態度ばかりを取っていて、振ってくれたら受け入れるってスタンスも何を言ってんの?って思ったのが正直なところです。
このような私が感じた気持ちなども彼女にも伝えていたのですが、どうしてもこんな人と彼女が一緒になったとしても彼女の『幸せな未来』に繋がるかは疑問しかなかったです。
だからこそ、オススメなんかは絶対にできなかったのですが、彼女の覚悟も伝わってきたので、この時は彼女にも『もう少しやれるだけやってみようか』『1%どころじゃなくて、150%応援はしているけど、覚悟はしておこう』という話をしました。
この日からも彼女も彼の気持ちが自分に向くように頑張っていたのですが、それから1ヵ月半ぐらいしてから、先方の相談所から『彼がもう1人の女性と真剣交際に進むことになった』という連絡が届きました。
この時の先方の相談所はこれまで本当に親身に対応してくれていたし、彼女のことも考えながら話をしてくれていたので、お礼も兼ねて電話をして『交際終了承知しました』『これまでありがとうございました』という感じで話していたのですが、もう1人の女性と真剣交際に進むのも先方の相談所も想定外だったそうです。
この男性はデートの時にもう1人の女性の方から真剣交際の話があって、そのまま受けたと言われたのですが、正直“やっぱりそうでしょ”って感じでした。
多分、早い段階でこの人はこの女性と進みたいって気持ちもあったのかなって思うのですが、それでも臆病なのか自分から真剣交際の話ができないって感じだったのかなとも思います。
先方も『そういうタイプの男性ではある』とは言っていて、この時も『迷惑をかけてしまった』と彼女にも『本当に申し訳ない』って何度も謝ってくれたのですが、これって別に先方の相談所が悪い訳ではないです。
むしろ本当に誠実に親身に対応してくれていたので先方の相談所には感謝する部分はあるのですが、この男性に対しては、“やってくれたな”って思いもあるのですが、仕方ない部分もあるのは事実です。
彼女がこんなにも好きになるぐらいの男性なので、そこまで変な男性ではないのは私も分かってはいるし、彼女が好きになった人のことを悪く言いたくはないのですが、彼女のことを考えると私もこの感情を何処にぶつければ良いのか分からなかったです。
彼女にも『覚悟をしておくように』とは伝えていたし、彼女自身も『覚悟はできていた』とは思います。
それでもこの事実を彼女に伝える時は私もすごく胸が苦しくて、彼女に電話をする時にも手が震えてしまって、このようなことって私はあまりないので、この日のことはよく覚えているのですが、私の中でもこの日はやっぱり辛い日でした。
そして、彼女にもこの男性が『もう1人の女性と真剣交際に進むことになった』という話をしたのですが、この時も彼女は泣いていて、本当にもうずっと泣いていました。
言葉にならない『悲しみ』『辛さ』『苦しさ』『悔しさ』など彼女の中にある様々な感情が伝わってきました。
『あの日、喜多村さんに言われたように素直に終わりにしておけば良かったんですかね…』
『こうなる気もするというか、覚悟もしていたのに、やっぱり悲しいです…』
『一昨日会った時も「来週も会おうね」「楽しみにしている」って言ってくれたから、また会えるんだって嬉しかったのに…』
『昨日その人と会って真剣交際の話になったってことなんですよね…』
『もう本当に悲しい…もう嫌だ…』
彼女はこのように話ながら、ずっと泣いていて、彼女の口から出てくる言葉の全てが私の胸にも刺さって、本当にこの日は何時間もこんな感じで彼女とずっと電話をしていたのですが、翌日彼女から『昨日は遅くまですいません』『取り乱してごめんなさい』『今日も少しだけ電話できますか?』ってLINEが来ました。
この時は昨日みたいな感じになるのかなと思って、“よっぽど辛かったんだろうな…”って思ったのですが、実際電話をしてみると意外とそんなこともなく、いつも通りの彼女の声だったので、私も少し驚きました。
『昨日いっぱい泣いてスッキリしたって言うのもあるのかもしれませんが、今日は自分でも思ったより落ち着いていて、少し不思議な気分なんですけど、完全に平気かと言われたら、そうではないような気もするのですが、多分結構元気な気がしています』
『また会いたいなとか、もっと先に進みたかったって気持ちもあるんですけど、無理なのも分かっているので、切り替える為にも今日も喜多村さんと話をしたいなと思ったので、お時間作ってくれてありがとうございます』
『今日もずっと考えていたのですが、これからはやっぱり申込していくしかないよな~って思ったのですが、背中押して欲しいなって思って…』
『こんな私でも150応援してくれるって言ってくれたので(笑)』って笑いながら彼女は話していたのですが、彼女の声を聞きながら昨日とは完全に別人だったし、それでも辛さなども残っているのは私も感じたのですが、それ以上に前を向こうとしている彼女の気持ちも伝わってきて、そこは私も少し安心しました。
申込をする背中を押して欲しいってことだったので、私も精一杯彼女の背中を押したのですが、この時に彼女からは『私、決めたことがあるんです』と言われました。
『今度からは喜多村さんに「この人はダメ」って言われたら素直に言うことを聞くことにしました(笑)』
『喜多村さんの予言に逆らって良いことは無いというのがよーくわかりました(笑)』とまた笑いながら話していたのですが、私の予言というか直感も100%当たるって訳ではないので、その場その場で判断していければ良いと思うと伝えました。
彼女は『わかりました!』『ただ喜多村さんの中で100ダメと思ったら全力で止めて下さい!』と言っていたので、私も『分かりました!』って伝えたのですが、そんな変な男性に出会わせたくなかったし、彼女にはもうあんな辛い思いをさせたくもなくて、結果的には悲しい結末になってしまいましたが、もう1人の方に行ってしまう可能性も高くて、ダメになることも覚悟をした上で、それでも『先に進めるように頑張る』という決断をした彼女も素晴らしいと思っていました。
このような結果になってしまったとは言っても、この中でも前の男性と真剣に本気で向き合ってきた時間というのは、彼女の今後にとって何かしら意味のある時間だったとも思います。
彼女のように気持ちの強い方は幸せを掴めるし、何よりも私もこの時は本当に悔しくて、こんな素敵な彼女の魅力に気付けなかった前の男性は本当にかわいそうだなって思ったし、『逃した魚は大きかった』ってことを分からしてやりたかったです。
彼女は涙もろい女性ではあったのですが、もうあんな辛い涙じゃなくて、幸せいっぱいの涙を流させてあげたいって思ったし、この日から私と彼女の婚活第二章がスタートしたのですが、この日は彼女も辛い中でも多少無理しながらでも『頑張るぞ!』って自分に言い聞かせている彼女の強い気持ちも感じました。
しかし、まだまだ心の傷が癒えるまでに時間が必要だとも思ったし、本当の意味で心が落ち着くまでには、もう少し時間がかかるかなと思っていたのですが、私と彼女の婚活第二章はあっという間に終わりました。
翌日から彼女も本格的に申込をスタートしたのですが、この日から『1ヵ月半』で彼女は『ご成婚退会』されました。
これ本当に今でも当時の驚きが残っているのですが、パートナーとなった彼とお見合いをした時に彼女は前の人のことなんか本当に綺麗サッパリ消えるぐらいビビビビッと来たらしく、この日の内に2人の交際が成立して、ファーストコールも当日中に終わりました。
そして、ファーストコールが終わってから彼女から電話が来て、最初は何かあったのかなって少し心配だったのですが、『喜多村さん!〇〇さん最高なんですけど!』といきなり言われました。
『顔もタイプで声もシルエットもドンピシャで、写真ではそこまであまり期待もしていなかったのですが、良い意味で別人だったので驚きました!』
『ここも良くて、この話の時もこんな感じで…とにかく最高なんです!』
『珍しく緊張しちゃって、お断りされるかと覚悟していたのですが、OKもらえて本当に嬉しい!』
『ただ、今日お会いしたばかりなのに気持ちがハァハァして少ししんどいので気持ちを落ち着かせたくて電話しちゃったのですが、大丈夫でしたか!?』と3分ぐらいマシンガントークされた後に言われました。
この時は本当に彼女の嬉しさや喜びなどが本当に物凄く伝わってきたし、とにかく熱量がハンパなくて、彼女にも良い出会いがあって良かったと本当に心から思いました。
そして、彼女からは『彼はダメな人じゃないですよね!?』と言われたのですが、この時点では私も全く分からなかったので、『まだちょっと分からないけど、そこまでタイプの方なら良い出会いだったんじゃないですか』『ただ、少し冷静になりましょう』という話をしました。
そしたら彼女は『そう!それが聞きたかったんです!冷静になります!(笑)』と笑いながら話していたのですが、もう本当にスッカリ元気で、この日は大泣きをした日から1週間ぐらいの話だったので、ここまで完全復活できたのはすごいなと思ったし、すごく嬉しかったです。
しかし、今の時点でこんなに気持ちが高い分、前回のようなことにはならないようにしないといけないと私も改めて気を引き締めて、2人の交際を見守っていました。
その中で初デートが終わった後に彼女から『真剣交際したいって伝えても大丈夫ですかね?』と相談がありました。
さすがに『まだちょっと焦り過ぎじゃないかな』という旨の話を伝えたのですが、『ノロノロしていて他の人に取られるのも嫌なんです!(笑)』と物凄い勢いて彼女は話していたので、まだ初デートが終わったばかりでしたが、先方の相談所にも軽く現状の気持ちなどを確認してみようかという話になりました。
そして、すぐに先方の相談所にも連絡をしたのですが、彼も彼女に対しては好印象とのことでしたので、2回目のデートを楽しみにしていたのですが、彼女から2回目のデートの前にまた電話が来ました。
『喜多村さん、明日2回目のデートなんですけど、真剣交際って言わなくても好きって言っても良いですか?』と言われました。
私は『それだと真剣交際みたいな意味合いになっちゃうから際どいラインだけど感覚的には絶対に無しとも言い切れないから雰囲気次第ではちょっと言ってみても良いかもね』と話をしました。
ただ、その中でも『無理矢理そういう展開に持っていかない方が無難だと思うし、もし本当に大好きなら手とか繋いでみたら?写真の雰囲気ぐらいでしか分からないけど、意外とコロッといくタイプの男性かもしれないような気もしなくもない』というような話も彼女にはしました。
そしたら彼女は『もう手繋いで良いんですか!そっちの方がいい!!』って勝手に喜んでいて、私はあまり2回目のデートぐらいではこのような話をしないのですが、この時は何となくありなのかなって気もしたので、軽く伝えたつもりだったのですが、彼女の中では完全に次のデートで彼と手を繋ぐことを目標にしていました。
そして、実際2回目のデートの時に彼女は自分から彼と手を繋いだそうですが、この時に彼から『早いですね』と言われて、少し焦ってしまったそうです。
しかし、この時に『好きな人にしかしません』って思わず言ってしまったそうですが、これが結構有効だったみたいです。
デート後に先方の相談所から彼が『彼女と真剣交際したい』『自分から手を繋いでくれて素直に気持ちを伝えてくれたのも嬉しかった』と話しておりますが、どうでしょうか?という連絡が届きました。
彼女にもその旨を伝えたところ、当然『やったー!!』って喜んでいて、2人は『真剣交際』に進んだのですが、それからはお家デートとかもしながら週2回マストで週3回会う日もあったりして、その中でも毎日電話をしていたそうです。
本当に瞬間移動したかのようなスピードで2人は仲を深めていって、あっという間に『プロポーズ』という流れでした。
このような話は私もよくしているのですが、何か『嫌なこと』や『悲しいこと』などがあった直後に『良いこと』や『嬉しいこと』があるというのは、本当に婚活の世界では全く珍しい話ではないです。
珍しくないというか本当によくあることでもあります。
これは今回の彼女のように1回落ちるところまで落ちた直後。
即日か翌日中には前に進む為の行動をした方の特権と言いますか、これができた人にしか訪れないようなことでもあります。
これは私も何年も相談所運営をしている中でも婚活の不思議な現象の1つでもあります。
ほんの数週間~1ヵ月前には地獄に落とされて、今回の彼女のように本当にこれでもかってぐらい号泣して、本当に辛い思いをした人と同じ人と思えないような姿が1ヵ月後とか2ヵ月後にはあるというのは、本当に珍しい現象ではなく、このような成婚事例なども何度かブログにも書いてきたのですが、このような夢のような話が普通に起きているのが不思議な感覚も私の中にはあります。
だからこそ、私はいつも言うように諦めない方が良いとか気持ちが大事っていうのもこのようなことを何度も何度も経験してきているからっていうのもあります。
幸せだから笑顔なんじゃなくて、笑顔だから幸せになれたというか、自分の気持ちって良いも悪いも現実として表れます。
辛いことがあったり、上手くいかない時には気持ちが落ちてしまうのは必然的なことであり、仕方ないのですが、いつまでも沈んでいるとドンドン底なし沼に沈んでしまうので、引き上げるのも時間はかかってしまいます。
だからこそ、いかに早く気持ちを切り替えられるのかっていうのも本当に大事なことで少しでも前向きな気持ちがあれば、その分、良い未来に引き寄せられるっていうのは婚活に限った話でもないです。
これは結構、私自身でも体感していることでもあるのですが、高くジャンプするためには1回じゃがまないといけないのと同じで、辛い時こそ、少しでも踏ん張るっていう癖をつけることができたら自分の想像よりも上手くいくこともあります。
今回の彼女のようにどん底に落ちるぐらい辛い日があっても気持ちだけでも無理やりにでも頑張って前向きに!という意識をもって行動に移したら、良い意味で想定外の良いことも起きる時もあります。
だからこそ、嫌なことや辛いことがあった時には本当に悲しいし苦しいですが、その中でも『良いことがある前兆なんだ』って思うようにするだけでも何かは変わると思います。
今回の彼女のように『結婚相談所』で活動をしている方の中にも大好きで先に進みたかった相手が『別の人と真剣交際に進む』という理由で『交際終了』を告げられてしまったという経験をしたことがある方もいると思います。
このような時は本当に辛いし悲しいのは間違いないし、実際にその人と接していた自分にしか分からない感情もあると思います。
今まで本当に楽しくて幸せで2人の未来を期待していた分、その人を失ってしまった時は本当に言葉にならない悲しみや嫉妬で本当に苦しいと思います。
このような時に『辛い…』『悲しい…』という感情を我慢してしまう方もいますが、何も我慢しなくても良いんです。
『辛いなら辛い。』
『苦しいなら苦しい。』
何も我慢せず全て吐き出して良いんです。
泣きたいなら我慢せず思いっきり涙が枯れるまで泣いても良いんです。
女々しくもないし、情けなくもないです。
素直に涙が流せるというのは素敵なことです。
出会ってから仲を深めていく中で『好き』という感情が自然と芽生えて、その人との未来を期待して、ずっと夢見ていて、この未来を信じていた中で好きな人が急に自分の知らない他の誰かと先に進むなんて結末はどう考えたって辛いです。
無意識の内に架空の誰かとその人が仲良くしている映像が頭の中に浮かんで、見たくもない映像ばかりが頭の中を埋め尽くす。
これまで自分の心を満たしてくれていた人が突然自分の目の前からいなくなる。
こんなにも辛い現実はそんな簡単に整理できるような話ではないです。
私も気持ちを早く切り替えることが大事だと言いましたが、今回の彼女のように気持ちをすぐに切り替えることが難しいっていうのも私も自分自身の経験でも本当に痛いぐらいよく分かります。
このような時に『もう自分にはこんな良い人との出会いなんかない…』とか『もう自分の未来には幸せなんかない…』って思ってしまう方もいるかもしれません。
しかし、1度でも心から『好き』と思えるような人と出会えたのなら、いつか必ずまた出会えます。
『辛い失恋』を経験した方は『人の痛み』や『人の気持ち』がちゃんと分かる人です。
このような方は幸せになる資格しか持っていないので、そこは何も心配しないで欲しいです。
辛い中でも自分にできることを少しでも頑張れば、彼女のように当時の『辛さ』や『悲しさ』が一気に吹き飛ぶような『素敵な出会い』も必ず待っています。
だからこそ、『もう自分は幸せになんかなれない…』とか『自分なんか誰も選んでくれない…』なんて思わないで欲しいです。
今回のような『交際終了』だけでなく、『婚活』をしている時には『良いこと』や『嬉しいこと』だけでなく、『嫌なこと』や『辛いこと』を経験してしまう日もあるかもしれませんが、婚活中に生じる『辛い…』『悲しい…』『苦しい…』という感情は自分が本気で婚活をしているからこそ生じてしまう感情です。
『本気で婚活をしている』という現実がいつか必ず『幸せな未来』に変わるので、何も心配せずに楽しみながら婚活をして欲しいなと私は思います。
婚活は自分の気持ち次第で良いも悪いも状況は一変します。
『楽しい婚活。』をしながら『幸せな結婚。』
『本気の気持ち。』があれば、叶うと思います。
【実績】…IBJ Award 7期連続・成婚TOP30等
━━━━●受賞実績●━━━━
【2019年 下期】
・入会優秀賞
・入会伸び率ベスト50
【2020年 上期】
・入会成長賞
・成婚成長賞
【2020年 下期】
・入会成長賞
・成婚成長賞
・年間成婚最優秀賞 全国TOP30
【2021年 上期】
・IBJ Award2021 PREMIUM部門
【2021年 下期】
・IBJ Award2021 PREMIUM部門
・ウエディングナビ推進賞
【2022年 上期】
・IBJ Award2022 PREMIUM部門
【2022年 下期】
・IBJ Award2022 PREMIUM部門
【2023年 上期】
・IBJ Award2023 PREMIUM部門
【2023年 下期】
・IBJ Award2023 PREMIUM部門
【2024年 上期】
・IBJ Award2024 PREMIUM部門
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活動期間:8ヵ月
◆プロポーズ直前の交際終了…乗り越えて掴んだ『幸せ』
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【20代女性会員様】
活動期間:8ヵ月
◆前の恋人との辛い別れ…乗り越えて掴んだ『幸せな結婚。』
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【50代男性会員様】
活動期間:12か月
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