結婚相談所、実態、ここだけの話
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目次
- 愛情があれば傷つけてもよい時代は終った
- 仲人は先生ではなく、会員に寄り添うカウンセラー
愛情があれば傷つけてもよい時代は終った
結婚相談所って本来は体育会系なんです。仲人は先生で会員は生徒。先生の教えに従って生徒はお見合いをする。うまくいかなければうまくいくように指導しますが、その指導の仕方が体育会系なのです。愛の鞭的な要素が多く、会員は頑張らなければならない。今もこの伝統は残っています。誤解のないように言っておきますが、そんな結婚相談所はよくないと言っているのではありません。そういう相談所の方が合っている方もいます。
結婚相談所の目的は結婚相手を見つけて成婚に結びつけることです。マッチングアプリはマッチングする相手を見つけることです。あとはどうしようとお好きなようにです。
結婚相談所は会員に成婚してもらわないと実績にならないのです。だから、結婚させたいという目的が優先して仲人が暴走してしまうこともあります。
期間を区切った目標(だいたいが3ヶ月)を掲げるのは必要ですが、その期間に縛られてしまうのも考え物です。仲人は会員の背中を押す役目であることは確かですが、押して突き落としてしまったら困ります。「昔の人は顔も見ないで結婚したのよ」「結婚してから考えればよいのよ」なんてことを言う人は今は流石にいませんが、ついこの前までの仲人は会員の感情を逆なでするようなことを作為的にというかわざと言っていました。繰り返し、お見合いを断ると「あなたいくつ?もうそろそろ決めないと………」なんてことを言って会員を脅かすような仲人もいます。
愛の鞭をふるってよい時代は終わったのです。
仲人は先生ではなく、会員に寄り添うカウンセラー
今だに仲人のことを先生と呼んでいます。これは上から目線の名残だと思います。仲人は先生、会員は生徒。もちろん、仲人は尊敬される存在であってもよいのですが、仲人がカウンセラーであるとすれば、仲人と会員の関係は上下関係ではなく、対等の関係なのです。カウンセリングは決して相手を指導したり、相手にアドバイスを与えたりしません。相手の心の声に耳を傾け、相手が気づくまで寄り添うのです。「なぜ、私は結婚できないのか」これに対してこうだから結婚できないのです、と言えるはずもありません。
アドバイスできるとすればたくさんの人と会って下さい。お見合いを積極的にして下さい。顔や条件だけで相手を判断しないで下さい。
「出会いがなかった」と言って入会する人に多く見られる傾向が出会いに合理性を追求する人です。出会ってうまくいかなかったり、断られたりすると「時間が無駄になった」と考える人。それは無駄ではなく、必ず、あなたの次の出会いに役立っているのです。と私は言います。月に3回お見合いすると決めたら、3回する。好きでもない相手と何で会わなきゃならないの、という声が聞こえてきそうですが、好きかどうかは会ってみなきゃわからないということも確かです。
お見合いをたくさんした人ほど成婚率が高いというデータも出ています。
これは普通に考えればわかることで、出会いの数が多ければチャンスは増えるということ。
パートナーを見つける出会いに効率を求めるとすれば、
お見合いは恋愛より効率的です。それを利用しない手はありません。
と思いますが、いかがでしょうか。