30代前半の国家公務員の男性が1年で成婚した婚活エピソード(5)

あくまで私の主観ですが、職場で年配の独身男性が寂しそうにみえてしまったことがきっかけです。
私自身年々一人の生活に寂しさを覚えるようになり、１０年後は今よりもさらにきつくなりそうな予感と焦りを感じるようになりました。
自分のためだけに生きるのはいつか限界が来るだろうし、パートナーのいない人生は絶対選択できないだろうと思い真剣に結婚を考えるようになり婚活を始めました。 以前からアプリで恋人探しをしていて、実際にアプリで付き合った人もいたのですが結局上手くいきませんでした。
このままアプリを続けてもなかなかいい人に会えないし効率も悪いなと思い、石川県に転勤してきたのをきっかけにすぐに結婚相談所へ入りました。相談所なら効率よくいい人に会えるだろうし、確実に結婚に近づけるだろうと思い入会を決めました。

県内で震災があったときに、仕事の都合でどうしても活動に制限がかかってしまうことがあったのですが、そこを私の意向をしっかりと汲んでくれて、相手相談所とも上手く調整して頂いたおかげで乗り切ることができました。私自身心配性で細かい所もあるのですが、そこを黄倉さんはしっかりと受け止めてくれて助かりました。
また、彼女との真剣交際へ移行する時のタイミングでいただいたアドバイスを実行したところ、よりお互いの距離が縮まりました。アドバイスが的確だとより感じたエピソードでした。 今の彼女と会う前までは、毎度デート前に入念に会話をシミュレーションして雰囲気が悪くならないように必死に盛り上げようとしていました。しかし元々私は口下手なので、それで多少うまくいっても、デートが重なるにつれ無理が来て会話が続かなくなってお断りされるということを繰り返していました。
今の彼女とはそういう無理をしなくても、会話が続かなくても気まずくなるということはなく、いつも自然体でいれて一緒にいるだけでお互い楽しいです。考えてみれば、友人でも本当に気の合う相手とはいちいち会話が盛り上がるかなど気にしません。盛り上がらなければ維持できない関係、というのはそれはそれで問題があるのだということに気づきました。 少し遠方からの申し込みで、お写真もとても綺麗だったのであまり現実感がなかったのですが、とりあえずお受けしてオンラインからお見合いしました。
最初はすごく丁寧な方だなという印象でした。見た目もとてもタイプだったのですが、お会いしていくうちに細やかな気づかいや古風な女性らしさに惹かれこの人しかいないと思うようになりました。
それまではどなたとお会いしてもなかなか上手く進展しなかったのですが、それまでの婚活が嘘のように彼女とはトントン拍子で上手くいきました。内面的にもお互いすごく相性が合っていて、縁とはこういうことなのかもしれないという感覚でした。 日々仕事が立て込んでて多忙だったのですが、体調を崩しがちなときに気づかってくれたり、元気づけるようなことを日々LINEに入れたりしてくれたとき、この人とならどんなことでも乗り越えていけると思いました。
彼女自身過去にとても苦労していたのですが、タフに乗り越えてきた方なので共に家庭を築いて行けるという安心感があります。 ちょっとしたことでもすごく感謝してくれて、可愛らしく首を傾げながら「ありがとうございます」といってくれたときは、今どきこんなに可愛げのある女性がいるんだなと思いました。
また、私は基本的に食事は全て奢るようにしてるのですが、彼女の方もお金をわざわざ小さな封筒にいれて食事代を出してくれたりと嫌味のないように気を使ってくれて、そんな女性的で細かな気遣いに毎度感心しながらもキュンとしていました。 正直な意見で申し訳ないんですが、自分は本当に好きな人と結婚したかったので、見た目のタイプは最低限譲れませんでした。自分が心から可愛いなあと思える人と結婚したかったですし、カウンセラーの黄倉さんにも最初からそのように伝えて婚活を始めました。

年収も見た目もパッとしない、しかも口下手な私がその条件を求めるのはやはり厳しい戦いでしたが、見た目だけでなく内面的にも理想以上の方と成婚できて、自分でもよくここまで頑張ったなあという思いです。 福井になりますが、北潟湖にある“イクスカフェ”がオススメです！景色も素晴らしくて出てくるスイーツ含め雰囲気もあります。
海や渓流沿いなど、自然の景色が楽しめるカフェは北陸に沢山あるので開拓してみるといいかもしれません。 今の彼女と交際する前に別の方と３カ月ほど仮交際していたのですが、どうがんばってもなかなかお相手からいい返答がもらえずに、結局お断りになりました。正直、何もかもがどうでもよくなったくらいの心境でした。
私はかなり遠方で長期出張していたため交通費はかなりのもので、食事代などもすべて奢っていたたのでかかった費用も膨大だったのでダメージはかなり大きく、一時は身も心ももボロボロになりました。
本当にメンタルに支障をきたしてしまったので１カ月ほど休会しました。ゆっくり休みながら頼れそうな人に相談して、自分にもじっくり向き合いながら回復しました。
基本的に婚活中は活動に全力投球すべきと思いますが、休むべき時はメリハリをつけて一旦はじっくり休むべきと思います。考える時間ができたことで、自分が間違っていたこと、うまくいかなくてもそれでも絶対にゆずれないことをしっかりと確認することができました。
あとは婚活全体への向き合い方も変えました。自分と接するすべての人の幸せを考えて行動することにしました。これで風向きが少し変わった感じがありました。

自分の幸せは自分で決めるしかありません。正解もありません。カウンセラーさんにはそれを求めることはできませんし、考えが合わないことがあるのも私は同然だと思います。もちろんカウンセラーさんの意見は素直に聞いて自分の方向性が正しいのか都度振り返る必要はあります。しかし、基本的には自分が解決するのだという主体性をもった活動と自分の軸の確立は必要だと思います。その中で、どうしてもここは譲れないという思いがあり、そのための対償を払う覚悟があるのであれば、私はその意地は大切にしてもいいと思います。意地は自分を大切にすることでもあるからです。

男女関係は努力したから報われるというものではありません。妥協しない道を選んだ私の婚活もとてもとても苦しいものでしたが、今の私は、人生こんなにも報われることがあるんだなという思いと人の縁の不思議さを感じています。

私は辛くても理想を叶える婚活を選びましたが、人によっていろんな婚活があっていいと思います。カウンセラーの黄倉さんにはそれをしっかり受け止める器がありますので、頼りながらも自分なりの婚活を叶えてください。