あなたは大丈夫?自分も周りも苦しめる『べき論』
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男たる者、こうあるべき!?
昔の日本では、美徳のひとつとして「べき論」が確固たる地位を得ていましたね。
『男たる者、こうあるべき!』『父たる物、・・・!』『侍ならば・・・(笑)』
『女なら、こうあるべき!』『妻なら、・・・!』
その当時には目指すべき崇高な指針として役に立っていたものと思われます。
しかし時間の経過と共に、現代ではこれらの考え方はほぼ形骸化したと言えるのではないでしょうか。
多様性を尊ぶ時代にはそぐわない考えだとも言えます。
では、「べき論」は消滅したのでしょうか?
少なからず考え方・価値観の中には、今なお「べき論」が生存している方もいらっしゃると思います。
そしてその「べき論」は自分も周りも苦しめてしまうことになってしまう恐れがあります。
自分自身に向けた「べき論」は、自らを律するとても意味のある立派な考えだと思います。
しかしながら、その「あるべき姿」からずれてしまった瞬間、それは大きなストレスになり自分を苦しめることになります。
またお相手(婚活相手、職場の上司・部下・同僚、お店の店員さん、恋人)に「べき論」を向けてしまうと、ダブルで苦しくなります。
お相手の良い面が見えなくなり、場合によっては嫌悪を抱くことにも。
さらに、そんな自分の感情や表情を読みとり、お相手から距離をとられてしまうことにも繋がります。
ではどう改善すれば良いのでしょうか?
こうあるべき!(義務)
という言葉を次のように替えてみてはどうでしょうか。
こうだったら嬉しいな!(希望)
「義務感」を「希望」に切り替えるだけで自分も周りも楽になれるのではないでしょうか。
長い人生です。
義務に縛られるのではなく、多くの希望が達成されることを目指してみるのが良いでしょう。
さらに、希望が叶った時は嬉しいですよね。
嬉しい時には素直に「ありがとう」という言葉も生まれます。
その言葉が周りを温かくしてくれます。
婚活はもちろん、職場での人間関係(特にマネジメント)において大きな力を発揮してくれるのではないでしょうか?
ぜひお試しください。
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神戸の結婚相談所「エンパワー」