好きになれないのに結婚に進んでもいいんですか?
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好きになれないのに結婚に進んでもいいんですか?
札幌市の結婚相談所マレアナ代表婚活カウンセラーの森永です!
この度はHPをご覧いただきありがとうございます。
本日は好きになれないのに結婚に進んでもいいんですか?についてお話ししていきたいと思います。
婚活に取り組む多くの女性が直面する一つの大きな疑問は、「愛していないこの人と結婚しても大丈夫だろうか?」という問題です。この問題に対処するために、恋愛と結婚の関係について歴史的な視点から探り、現代の婚活状況とのつながりを考察してみたいと思います。
日本における恋愛と結婚の関係が大きく変わり始めたのは戦後です。この時期に西洋から伝わったロマンチックな愛の概念が、若者たちの間で広く受け入れられるようになりました。このロマンチックラブは、運命的な出会いと強い個人的感情が結婚を導くという考えを含んでいます。これは18世紀のヨーロッパに起源を持ち、家族の背景や社会的な利害を超えた情熱的な愛情が理想の結婚とされるようになったことに端を発します。
1950年代以降、映画や音楽といったメディアを通じて、この恋愛観が日本でも強化され、従来のお見合い結婚から恋愛結婚へと大きな移行が見られました。1990年代に行われた調査では、結婚するカップルの約90%が恋愛結婚を選択していることが示されています。
しかし、すべての人が「大恋愛」を経験して結婚するわけではなく、多くの人が「適切なタイミングで適切な人」を選んで結婚しています。特に婚活を行う際には、理想的な愛情よりも、実際に機能するパートナーシップを築くことが重要とされます。
さらに、恋愛感情が結婚に必須であるかという疑問に対しては、恋愛と結婚は必ずしも同一ではないと考えるべきでしょう。歴史を振り返ると、結婚はしばしば家族や社会を維持するための手段として機能しており、必ずしも個人の恋愛感情に依存していません。現代でも、愛情が深まる中で結婚に至ることは多いですが、それがすべてではありません。
このように考えると、恋愛感情がなくても結婚を進めることは合理的な選択と言えます。結婚は、相互の理解や尊重、共有される価値観、そして日々の生活を支え合うパートナーシップが求められます。すべての結婚が「大恋愛」から始まる必要はありませんが、徐々に深まる絆が重要です。
婚活を行う皆さんには、自身の価値観や条件をしっかりと見極め、自分にとって最適な選択をすることが重要です。婚活は単なる「市場」ではなく、将来を共にするパートナーを見つけるための重要なステップです。したがって、焦ることなくじっくりと相手を選ぶことが、成功への鍵となります。
結婚はロマンチックな愛だけに依存するものではなく、現実的なパートナーシップを築くことが最も重要です。理想と現実のバランスを見極め、自分に合った人生を設計することが、幸せな結婚への道と言えるでしょう。
北海道札幌市で婚活をお考えなら、結婚相談所マレアナへお気軽にご相談ください。