高望みの果ては・・・
婚活疲れの解消法
若さが溢れ、自由に過ごしている20代の頃は
男女の出会いはいつでもあると思っていたけど、気がつくと30代。
周りを見渡すと、知人、友人の多くは結婚をして
それぞれの幸せをつかんでいたなんてことはありませんか。
そんな状況に焦りを感じて、合コン、街コン、
婚活パーティに参加したとしてもすぐに良い結果には繋がりません。
何が原因かわからないままに婚活を続けていても
スムーズに実を結ばないと、モチベーションを維持するのは難しくなりますよね。
それに、なんとか出会いが見つかってもすぐには
『これが理想の人』『これからもおつきあいしたい』と思えることが
少ないのはどうしてでしょうか。
それは相手に求める“理想が高すぎる=高望みになっている”事に
原因があるかもしれません。
長期戦になり、いわゆる『婚活疲れ』になる前に、
高望みをしている人の特徴を一度チェックしてみましょう。
婚活疲れのループにはまってしまう前にしっかり対策をして
婚活が成功するように戦略の軌道修正を行いましょう。
相手に求める理想の条件の中でも特に多いのが、
『見た目の良さ』『収入の高さ』です。
理想の条件が高ければ高いほど、またお見合いの数が多い程、
条件似合った異性と出会う事は難しく、
出会う事が出来ても「もっといい人がいるのでは?」と
思い込んでしまう傾向にあります。
高望みをしている婚活中の30代の女性には、
この理想の条件において共通する点があります。
『見た目』は良いに超したことはありませんが、
普通以上のステータスとしてレベルを求めてしまうと、
それは理想ではなく、高望みというカテゴリとなってしまうことも
あるのです。
また『収入』についても同様で、将来を見据えることができ、
安定した生活が送れる経済力がある男性を選ぶ事は間違ってはいませんが、
望みすぎは出会いの可能性を低くしてしまいかねない、ということになります。
例えば、
『身長は175センチ以上でイケメンのエリート男性がいい』
『年収は700万以上ないとムリ』
こういった条件に当てはまる人は、絶対数としては少なく、
婚活における理想の条件というよりは、
婚活における“高望み”な条件と言えます。
そういった男性はすでに結婚していたり、彼女がいたりなど
パートナーがいることも多いはず。
なかなか自分の相手として出会える確立は低くなってきます。
この高望みの条件に固執していると、
婚活が難しくなってしまうのは想像出来ますよね。
《婚活疲れの解消法》
婚活をとりあえずの目標にと、意気込んで始めた婚活。
はじめは、いろんな人との出会いが新鮮で楽しくもあり、
少しでも良い結果になるようにと自分磨きに頑張ったり、
少しいい感じかな?と思える人とも出会えたり、
ポジティブに取り組めていたけど・・・
『高望みが難しい理由』を男性の視点で例えると、
ある30代後半の男性で「自分より10歳年下で
スタイルや容姿が良くて、ファッション感覚が高いのは
もちろん、料理も出来て、性格は・・・」などなど
お相手に求める条件をたくさん出している男性がいたとします。
相手の魅力を知っているならともかく、
婚活は初対面同士の出会いがメインなので、
初対面の男性がそんなことを言おうものなら、
きっと女性も、「いやいや、高望みしすぎじゃない?」
と引いてしまうはず。
これで、高望みのしすぎは、出会いが難しい理由が
おわかりいただけたかと思います。
こうなってしまうと、お互いのニーズがよほどマッチしない限り、
理想の相手との出会いは望めないでしょう。
《その理想は本当に必要?》
高望みをしていると”完璧“に近い人を探し、
気がつかないうちに、出会った人の
足りない部分やマイナスポイントを探してしまう
負の連鎖状態に陥ります。
自分の揚げる条件に当てはまる『完璧な人を求める状態』
のループを繰り返すことになってしまうのです。
婚活中は、まずは多くの男性と出会う事が大事なのに、
せっかくのチャンスを自分から潰さないように、
最初から「年収が少ないから・・・」とシャットアウトせず、
条件を一度飲み込んで、沢山の人と知り合い、話すことからスタートです。
すでに結婚した人たちの、相手を決める際の条件を聞いてみると、
『いつも見守ってくれる優しい人』
『頼りないところもあるけど尊敬できる人』
『不器用だけど、誠実な人』
など相手の”本質的な内部や人柄“を答えるケースが多く、
見た目や収入以上に結婚する上で、こういった点は、実は
大切な要素だと考えてみる必要もあるのではないでしょうか。
高望みになってしまう前に、もう一度自分にとってどんな人と
一緒なら幸せになれるのか、見た目や年収などは
一旦置いておき、そのほかの視点でじっくり考えてみましょう。
どんな結婚生活を送りたいのかイメージしながら、相手と接してみましょう。
結婚後は、楽しい事だけではなく、あらゆる困難も共に乗り越えて
行かなければなりません。
婚活疲れにならない為の解消法として
・出会いの絶対数を絞りすぎる条件を外す
(見た目や収入など)
↓
・本質的に重要なその他の要素(性格・趣味など)
に着目する
↓
・窓口が広がる
↓
・出会いの数が増える
《結論》
『見た目はそこまでタイプではないけど気がついたら、
人柄に惹かれていった』
『理想の年収には届かないけど、時間を過ごしている内に、
安心感を覚え一緒にいたいと思えるようになった』
このように気がついたら相手を好きになっていくパターンは
意外と多いものです。
高望みをやめ、相手の性格や人柄にも注目すれば、
今までより簡単に婚活が成功するかもしれませんね。
つぎに出会う人が、実はあなたにとって最良のパートナーになる
可能性もあるのかもしれません。