非日常空間で自分と向き合うことで大切なことが見えてくる
- キャンペーン
- 女性向け
- カウンセラーの日常
目次
- ひとり旅が好きな私
- 悩めるお年頃は電車やバスでの長旅がおすすめ
- しがらみ・忖度からの脱出でリフレッシュ
ひとり旅が好きな私
きっかけは、航空会社の「どこでもマイル」で、
行くあてのない航空券を申し込み、徳島県に出かけたこと。
なんの縁もない土地にひとりで行ったことで自信がつき、「せっかくだから47都道府県制覇しよう!」という目標を立てました。
残す場所は、滋賀、三重、和歌山の3県!
もう少しで全国制覇です!
意外と「47都道府県制覇」を目指している人は周囲に多く、すでに制覇している友人もいます。
その友人は「47都道府県のマラソン大会に出走する」という明確な目標を立て、47都道府県で開催のハーフマラソンをわずか4年足らずで制覇しました。
具体的な目標があると達成までの期間も短いですね。
本当はフルマラソンで制覇したかったらしいのですが、この目標を思い立った当時、数県、開催自体がなかったそうで、妥協してハーフマラソンにしたそうです。
また、時間ができるとひとりで海外に出かけるアクティブな友人も!
世界196カ国制覇するのでは!?というほどの勢いで、
コロナ禍前までは1年に3、4カ国に旅に出ていたほど。
海外だからと、あちこち観光するわけでもなく、
ホテル近隣をふらりと散歩したり、
リゾート地であれば海でボーッとしたりプールで泳いだり・・・。
たま〜に一緒に行く時は、私のみ世界遺産などの観光ツアーに出かけ、夕食の時間のみ待ち合わせて、行動を共にするというスタイル。
私はせっかくの海外、観光しないともったいないと動き回るのですが、異文化異空間の中で、自分軸でのんびり過ごすのがその友人のリラックス方法。
日本に帰ったらまた仕事がんばろーと思えるのだそうです。
私の47都道府県の旅は、海外での行動とは異なり、
どちらかというと何もしない旅。
唯一、決めているのは、県庁所在地には必ず一泊し、
ホテル周辺の居酒屋めぐりをすること。
美味しいものには目がないのです(笑)
その土地の美味しいものを食べるのは、旅の醍醐味ですよね。
行き先にもよりますが、二泊目は温泉地に行くことが多いです。
しかし一番の目的は、日々の喧騒から離れて
非日常空間に浸るということでしょうか。
悩めるお年頃は電車やバスでの長旅がおすすめ
20代、30代は、悩み多きお年頃。
「このまま今の仕事を続けていいのだろうか?」
「周囲は結婚ラッシュだけど私はどうしよう」
「仕事に追われる毎日ってどうなの?」
「実家暮らしはラクだけど親の干渉が煩わしい」などなど、仕事をはじめとするさまざまなシーンで、自分の立ち位置やこれから先のことなど考えてしまいがち。
考えすぎて「私って社会に必要とされるのかな?」と、マイナスのことばかり考えて、無意味に落ち込んだり、引きこもりがちになってしまったり。
「このままじゃいけない!」と、焦って急に料理教室や英会話スクール、スポーツジムに通い始めるなど・・・。
誰もが一度はそんな経験、あるのではないでしょうか?そんな時こそ、フラッと日常から離れてみてはどうでしょう。
おすすめは電車やバスでのひとり旅。
私は時間ができるとよく「47都道府県制覇」とはまた別に、日帰りや一泊でちょこちょこ出かけます。
とくに行き先は決めず思いつきで、たとえば3月には、
満開の桜を観に小田原まで行ってみたり、美味しいマグロのお寿司が食べたい!と思い、三浦市の三崎まで足を運んだりなど、その日の気分でフラッと旅に出ています。
ひとり旅は、目的地に着くまでの時間も実は大切。
片道2時間〜3時間かかるような場所であれば、
その時間、じっくり自分と向き合うことができます。
といっても、そんなに難しく考えないでください。
前から読みたいと思っていた作家の本を読んでみたり、購入したにも関わらず時間がなくて聴けてなかった好きなアーティストのアルバムを聴いてみたりなど。
普段、「忙しくて時間がない」を言い訳にして、
取り組めなかったことをやってみる時間に活用してみては。
それもこれも、ひとり旅だからできること。
今やりたいことや気になっていることをリストアップするだけでも自分を見つめる、自分を探すきっかけになるかもしれません。
しがらみ・忖度からの脱出でリフレッシュ
「ひとり旅、興味あるけど少しハードルが高いかも」という場合は、近場に出かけてみてはどうでしょう。
なかなか足を運ぶ機会のなかった近くの公園や、気になっていたカフェ、美術館、水族館など。
近隣でも、非日常空間を味わえる場所はたくさんあります。
今まで知らなかった場所に出向くことは、無になれるだけじゃなく刺激にもなりますよ。
無の状態をあえてつくって、日々の慌ただしさや気忙しさを、一度忘れてみるのもおすすめ。
周囲の声から離れてみることも大切かもしれません。
「私はAだと思うけど、みんながBというからBでいいか」
「今日は定時で帰りたいけど、飲みに行こうと誘われたから断れない」
「飲んだ後に甘いものは食べたくないけど、“食後のデザート何にする?”
と言われたら何か頼まないと怪訝な顔をされてしまう」
ここ数年よく耳にする「忖度」という言葉。
本来は「相手の気持ちを考慮する」という意味ですが、「相手の意向に同調する」という意味で使用されるケースが多いですよね。
たわいのない毎日の中に、この「忖度」は、実はけっこうあって、一つひとつの負担は小さくても、蓄積されるとストレスの原因にもなりかねません。
知らないうちにストレスからくる湿疹や鬱、不眠症、胃腸炎など、からだの不調に現れるケースも少なくありません。
これ、脅しじゃないですよー。
男性の例ですけど、40代に入って職場では中間管理職に就き、部下や後輩の面倒を見なければいけない傍ら、上司からは無理難題を言い渡され、役職が付いたがために今まで以上に仕事が増え、挙句に胃潰瘍になってしまった。そういった話は珍しいことではありません。
女性も男性同様に仕事を任される今の時代ならなおさら。
ましてやうまくいかなった場合などは「やっぱり女性には難しい」なんて未だ言われることもあるので、そう言われないためにも、総合職の女性は男性以上にがんばっているという人も少なくないでしょう。
そう、それだけストレスが溜まりやすい環境ということにもなります。
仕事から離れて、気持ちをリセットする時間は忙しく働いている人にこそ必要といえます。
日々のさまざまなこと、仕事や友達関係、家族、恋愛、婚活などに息詰まったら、一度深呼吸をして、
それらのことから一旦離れて、客観的に考えてみてください。
こういう時、断捨離なら捨ててしまえばいいけれど、
人間関係はそう簡単にはいきません。
人は基本ひとりだけれど、ひとりでは生きていけません。
社会生活を快適に送るためには、大人としてある程度、空気を読むということも必要。
社会人はなにかと大変(苦笑)。
自分らしく生きるためにも、ストレスが溜まる前に、
羽を伸ばしてリフレッシュしましょう!