【婚活中のご質問】趣味は相手と一緒の方がいい?
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目次
- クラシックコンサートにいってきました
- 趣味は合うには越したことはないけれど
- 趣味はバッチリでもうまくいくとは限らない
- 趣味よりも大事なことってなんだろう
- 心の広い相手との出会い方
クラシックコンサートにいってきました
こんにちは。
婚活カウンセラー杉本陽子です。
週末は東京都交響楽団の演奏会を聴きに八王子まで行ってきました。
クラシックに興味がない旦那さんが唯一、曲を全て口ずさめる程好きなドボルザークの新世界と私の好きなラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。
若手の指揮者と奏者で大変若々しいエネルギッシュな演奏でした✨
旦那さんは、2楽章などの緩徐楽章ではすやすや気持ちよさそうですが、自分が好きな曲をLIVEで聴けたことにすごく感動したみたいで、また行きたい!と言っていました。
趣味は合うには越したことはないけれど
さて、婚活のご相談を受けていると「相手と趣味は一緒の方がいいんでしょうか?」というご質問を受けることがたまにあります。
私の答えは
「趣味は合うに越したことはないけれど、それよりも大事なことがあるし、趣味は一緒に暮らしていく中で相手に影響されて変わっていくこともあるから、最初からあまりこだわらない方がいいですよ」
です。
例えば私たち夫婦の場合は、部分的に合う趣味もあり、全然合わない趣味もありました。
共通するのは、旅。そして二人とも映画「バックトゥザフューチャー」のセリフを覚えてしまっているほど好き、というのは大きかったです。
一方結婚当初は全然合わない趣味もありました。
私はワイン、クラシック音楽、絵画鑑賞が趣味だけれど、旦那さんはほとんど興味なし。
旦那さんはスポーツ全般とガンダムが大好きだけれど、私は全く興味なし。
それが、不思議なことに、旦那さんは結婚して2年の間にすっかりワイン好きになり、一緒にクラシックコンサートに行ってくれるようになりました。そして私は先日のワールドカップをきっかけにサッカーファンになりました。
全然興味がなかったものに、好きな相手に影響を受けて自分が変わっていくのはとても面白いと思いませんか?
趣味はバッチリでもうまくいくとは限らない
ここで、私のある婚活失敗談をお話ししたいと思います。
今の旦那さんと結婚相談所で出会う前に、結婚情報サービスである男性と出会ってお付き合いしました。
その男性の趣味は私の趣味と運命的なまでに「ドンピシャ」でした。
ワイン好き、絵画好き、ヨーロッパ好き、そしてしかも、私と同じくコーチングの資格を持っている男性でした。
「ここまで一緒なのだから、私はこの人と結婚する運命に違いない!」と思い込んでお付き合いを始めました。
でも、お付き合いしてわかったのですが、その男性はとっても神経質だったんです。
自分の大切にしている家具や車などに少しでも傷が入りそうな行為をするだけできつく注意を受けました。
私はもともと人よりもかなり大雑把な性格なので、うまくいくはずがなく、半年でお別れしました。
そのお別れした男性に感謝していることもあるんです。
それは「趣味がバッチリでもうまくいくとは限らない」ということ、そのことに心底気づかせてくれたことです。
そうして私は婚活の上で「趣味が合うかどうか」にこだわるのをやめることができました。
そこで今の旦那さんと出会うことができたんです。
趣味よりも大事なことってなんだろう
今の旦那さんも、どちらかというと細かい性格ではありますが、私の家事が大雑把でも「むしろその方がいい」と言ってくれます。自分よりも細かくて注意される方が心が落ち着かないから嫌だと。
ああ、この人と結婚してよかったなと思う瞬間です。
私の考える「趣味よりも大事なこと」は、「相手への包容力」です。
全くの他人と一緒に暮らすわけですから、どんなに惚れていてもうまくいかないことは出てきます。
そんなときに、自分の思い通りにならないことにいら立って相手を責めるよりも、大きな心で受け止めることができるかどうか。
婚活中の方には、そんな包容力のあるお相手を選んでほしいなと思います。
心の広い相手との出会い方
では、そんな心の広いお相手ってどうしたら見極められるでしょうか?
例えば、デート中にあなたが小さな失敗をしてしまったとき、相手はどんな反応をするかでわかるかもしれません。
何か忘れ物をしてしまったり、レストランで飲み物をこぼしてしまったりとか、そういうときの反応をみるのもいいかもしれません。
でも、相手を見極めるよりもまず大切なことは、自分自身がそんな心の広さを人に対して持つことができているかどうかだと思うんです。
類は友を呼ぶといいます。
自分がそういう人間であれば、自然とそういう人とのご縁が生まれてきます。
素敵な人と出会いたければ、まず自分が素敵な人でいることが大切なのだと私は思っています。
いかがだったでしょうか?