ダメ!絶対!「男って○○だよね」「女ってだいたい○○」
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目次
- 危険な思い込み
- 免許更新で実感した「主語の罠」
- “決めつけ”が、人間関係を狭くする
- 婚活では「一人の人を見る目」が何より大事
- 伝える言葉の持つ力
危険な思い込み
こんにちは!
元教師が運営する結婚相談所Peasing(ピーシング)の遠藤です!
結婚相談所でカウンセリングや入会面談をしていると、時々こんな言葉が出てきます。
「男性って、結局見た目重視ですよね」
「女性って、理想が高すぎて現実見てないですよね」
…こうした言葉、もしかしたらあなたも口にしたことがあるかもしれません。婚活に限らず、世の中には“主語が大きすぎる言い方”が溢れています。SNSでも、テレビでも、日常会話でも。「〇〇って、だいたいこうだよね」と、相手の属性に対してざっくりとしたイメージを抱くのは自然なことに思えるかもしれません。
でも実は、この“主語の大きさ”がコミュニケーションのズレや、出会いのチャンスを狭めてしまうことがあるのです。
なぜなら、「男性全体」や「女性全体」といった主語は、現実には存在しないから。いるのはあくまでも「目の前の一人の相手」です。
一人ひとり異なる考え方や価値観を持っているのに、それを“属性”や“傾向”でまとめてしまうと、まだ見ぬ相手への誤解や偏見が生まれてしまう。
そしてそれが、気づかぬうちに婚活の可能性を狭めてしまうことがあるのです。
免許更新で実感した「主語の罠」
先日、私は運転免許の更新に行ってきました。
更新自体は何度目かのことなので慣れているはずなのですが、今回はちょっとしたモヤっとする出来事がありました。
ある手続きの場面で、対応してくれた担当の方がとてもぶっきらぼうな態度だったのです。
こちらが何か質問しても「そっち行って」「書いて」とだけ、感情のこもっていない一言。
もう少しだけ言い方を工夫すれば、お互い気持ちよく手続きできるのに…そんなふうに感じました。
そして「警察官って、なんか愛想ない人が多いな」
あ!すぐに気づきました。
これって、まさに“主語を大きくしている”状態だったなと。
確かに今回は、そう感じる対応をする人はいました。
でもそれは、「その場にいたその人がたまたまそうだった」だけの話。
それを“警察官全体の印象”として語るのは、おかしな話です。
実際には、丁寧で気持ちのいい対応をしてくれる方もたくさんおられました。
日々膨大な人数の来場者を相手に対応している現場では、どうしても業務的なやりとりが優先される場面もあるでしょう。
それでも、同じような体験が続くと、つい全体をまとめてしまいたくなる。
「〇〇って、だいたいこういう感じだよね」という言い方は、簡単で楽な反面、とても大きな思い込みを生む引き金にもなると実感しました。
“決めつけ”が、人間関係を狭くする
「主語を大きくする」ことの一番の問題は、それによって“個人を見る目”が曇ってしまうことです。
自分がこれまでに出会った数人の印象だけで「〇〇の人って、みんなこう」と思い込んでしまうと、新たな出会いに対しても無意識にフィルターをかけてしまいます。
そのフィルターが強く残っていると、新しく出会う人に対してもにも「どうせまたああいうタイプでは…」と、警戒心を抱いてしまいがちです。あるいは、「やっぱり〇〇だから」と決めつけてしまう。
でも、実際に会ってみたら全然違った、ということも多いはず。
たった数回の体験から、「属性」や「性別」でまとめてしまうことは、自分自身の行動範囲を狭めてしまい、結果として可能性を閉じてしまうことにつながります。
“私はこういう人に出会ったことがある”という事実と、
“だからこの属性の人はみんなこうだ”という決めつけ。
この2つは似ているようで、まったく違います。
婚活では「一人の人を見る目」が何より大事
婚活をしていると、どうしても“傾向”を見たくなってしまいます。
プロフィールを見て「○○歳の人はこうだろうな」「この学歴の人はきっとこういう価値観だろう」と、無意識にカテゴリで判断してしまうこともあります。
でも、結婚相手を選ぶというのは、“たった一人の人”と深く向き合うこと。
その人がどんな言葉を使い、どんな考え方を持ち、どんな表情で笑うのか。
一つひとつ丁寧に見ていく必要があります。
主語が大きいままでは、それが見えにくくなってしまうんです。
とくに、婚活では「相手のことを知る前に決めつけてしまうこと」が失敗の原因になることも多くあります。
「この人、年収高いからプライドも高いんでしょ」
「趣味が合わないから絶対うまくいかない」
「この年齢で独身って、何かあるんじゃないの?」
そんな思い込みが、せっかくのご縁を遠ざけているかもしれません。
出会いのチャンスを活かすために必要なのは、相手を“条件”ではなく“個人”として見る視点。
「自分と合うかどうか」は、会ってみないとわからないことのほうが圧倒的に多いのです。
伝える言葉の持つ力
最後に、日常の人間関係でも婚活でも、「大きな主語」を使うのではなく、「私は~と感じた」という“自分軸の言い方”を意識してみてください。
たとえば、相手の言い方がキツく感じたときに、
「あなたって、いつも感じ悪いよね」ではなく、
「私は、その言い方がちょっときつく感じたよ」
というように伝えるだけで、印象も関係もまったく違うものになります。
これは「アサーティブ・コミュニケーション」とも呼ばれる表現法で、自分の意見を尊重しながら、相手にも攻撃的にならずに伝える方法です。
婚活では特に、「誤解されないこと」「相手との信頼関係を壊さないこと」が大切です。
だからこそ、感情的になったときほど、「相手をひとくくりにしない」「事実と印象を分けて伝える」意識が求められます。
人と人が向き合うとき、相手をまっすぐに見る目を持ち続けることは簡単ではありません。
でも、主語を大きくしすぎないことを心がけるだけで、見える景色は大きく変わるはずです。
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遠藤晴基