投稿日：2025/04/01

準備不足は余裕を奪う

カウンセラーの日常

思いがけず、400人の前でスピーチすることに
ふわふわ・ドタバタのまま、スピーチが終了
準備不足が「余裕」を奪う
婚活にも通じる、準備と余裕の関係
余裕を生むのは、ほんの少しの準備から

思いがけず、400人の前でスピーチすることに

結婚相談所Peasing（ピーシング）「準備不足は余裕を奪う」-2

こんにちは！

元教師が運営する結婚相談所Peasing（ピーシング）の遠藤です！

つい先日、あるイベントでスピーチの機会をいただきました。
時間はたったの3分。でもその場にいたのは、なんと400人以上。

想像をはるかに超える規模に、さすがに驚きました。

原稿をちゃんと考えたのは前日。

しかも、練習らしい練習はほぼできず、当日を迎えてしまいました。

会場に着いたときは「ちょっと緊張するなぁ」くらいでしたが、いざ自分の番が近づくと、心拍数が徐々に上がり、落ち着きがどんどんなくなっていくのを感じました。

ふわふわ・ドタバタのまま、スピーチが終了

ステージに上がってマイクを握った瞬間、頭がふわっとして、用意していたはずの原稿の内容がきれいに飛んでいくような感覚がありました。
「えっと、次なんだったっけ？」と心の中で考えながら話すので、言葉はどこかちぐはぐ。
なんとか言葉をつなぎ、話しているうちに、あっという間に3分が経過。

自分の中では「気づいたら終わってた…」という感じ。

まるで自分がそこにいなかったような、ふわふわした感覚のまま、ただドタバタと時間が過ぎていった印象でした。

スピーチがどうだったのか、自分でもよく覚えていない。
それくらい、準備不足の状態で人前に立つというのは、落ち着きや余裕を完全に奪われるものなんだと痛感しました。

準備不足が「余裕」を奪う

人前で話すのが得意かどうかではなく、今回の反省点はとにかく“準備が足りなかった”という一点に尽きます。
準備をしていなかったことで、自信が持てなかったというよりも、「落ち着いてその場にいる」という心の余裕が持てなかったんです。

原稿の内容も曖昧、話す順序も頭の中で整理できていない。しかも、時間配分すら考えきれていなかった。
当然、心の中は「間違えたらどうしよう」「時間が足りなかったらどうしよう」と不安だらけ。
その不安が、“今この瞬間に集中する力”をどんどん削っていきました。

結果的に、話すことに必死で、聞いてくれている人の顔を見る余裕もなく、会場の空気を感じることすらできませんでした。
準備とは、内容を詰めるだけじゃなく、「安心して今に集中するための土台づくり」なんだと身にしみて感じました。

婚活にも通じる、準備と余裕の関係

そして、ふと思いました。
この「準備不足が余裕を奪う」という構図は、婚活でもまったく同じなんじゃないかと。

例えば、お見合いや初デート。
「とりあえず行ってみれば何とかなるでしょ」と深く考えずに臨むと、当日になってバタバタします。
プロフィールが中途半端で会話が盛り上がらなかったり、服装に迷って自信が持てなかったり。
そういう不安要素が少しずつ積み重なって、当日になって大きな「落ち着きのなさ」となって表れるんです。

結果、「なんかうまくいかなかったな」となってしまう。
でもその原因は、相手との相性以前に、自分の“準備の甘さ”にあったりするんですよね。
婚活で「なぜか空回りする」と感じる方は、一度“準備”に目を向けてみてほしいなと思います。