多摩美術大学の入試問題から ~失敗とは何か?~
- カウンセラーの日常
目次
- 失敗は怖い
- 話題の多摩美術大学の入試問題
- 教員コメントから学ぶ視点の大切さ
- 失敗は視点を変えれば成功になる
- 自分の「失敗」を見直してみよう
失敗は怖い
こんにちは。
元教師が運営する、先生のための結婚相談所Peasing(ピーシング)の遠藤晴基です。
「失敗するのが怖い」と感じたことは誰にでもあると思います。
可能であれば失敗は避けたいですよね。
仕事でのミス、人間関係の行き違い、新しいことへの挑戦——そのどれもが失敗につながる可能性を秘めています。
そして、失敗への恐怖が私たちの行動を制限してしまうこともあります。
ですが、少し立ち止まって考えてみてください。
その「失敗」は本当に失敗なのでしょうか?
誰か他の人から見れば、それは実は「成功」や「成長」なのかもしれません✨
失敗をどのように捉えるかは、視点次第で大きく変わります。
今回は、そのことを教えてくれる面白いエピソードをご紹介!
話題の多摩美術大学の入試問題
多摩美術大学の入試で次のような問題が出たそうです。
「”失敗している手“を描いて10文字以内のタイトルをつける」
というものです。
この課題に対して、どんなアイデアが生まれるのか、考えるだけでもワクワクしますよね。
解答例として紹介されたのは、「ママの日だからね」というタイトルの作品です。
内容は、子どもが母親のためにおにぎりを握るシーン。
不器用に握ったおにぎりの描写に、袖や手に米粒がついている様子が加えられ、可愛らしい失敗が巧みに表現されています。
課題の趣旨にピッタリな、心温まるアイデアですよね。
教員コメントから学ぶ視点の大切さ
この解答例に対し、教員からは次のようなコメントが寄せられました。
まず評価ポイントとして、「袖口を幼稚園で着るスモックにすることで、子どもの手であることが一目で分かる」「袖や米粒といった細かい部分まで丁寧に描写されている」といった点が挙げられています。
作品の細部への配慮が評価されているのがわかります。
しかし、その一方で興味深い指摘もありました。
それは、「この作品に問題点があるとすれば、どんなおにぎりでもママにとっては失敗とは言えないので、課題違反になるかもしれない」というものです。
確かに、親から見れば、子どもの作ったおにぎりはどんな形であれ、大成功に感じられるでしょう。
この暖かさとユーモアのあるコメントは、失敗そのものの捉え方を考え直すきっかけになると思います。
失敗は視点を変えれば成功になる
「失敗」と一言で言っても、それをどう解釈するかは見る人次第です。
この多摩美の課題例が示しているのは、自分が「失敗だ」と思っていることも、別の視点では「成功」や「価値のある経験」に変わる可能性があるということです。
子どもが母親のために握ったおにぎりは、見方によっては失敗とも成功とも言えます。
それは親子の愛情が伝わる成功の瞬間であり、誰もが微笑んでしまう心温まる場面です。
このように、「自分が失敗した」と思う出来事も、他者からの視点や時間の経過によって、その意味が大きく変わるのです。
自分の「失敗」を見直してみよう
失敗が実は貴重な学びや成長の糧になっていることに気づくことも重要です。
もし最近「これは失敗だ」と感じたことがあるなら、それを別の視点から見つめ直してみませんか?
それが難しかったとしても、自分の未来にとって必要なステップだったと気づく日が来るかもしれません。
失敗は単なる失敗で終わらず、新しい価値観や行動につながる鍵となるのです。
「失敗」そのものを恐れず、少し違った角度から見つめ直すことで、人生が少しだけ楽しく、そして豊かになるかもしれませんね。
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