投稿日：2024/11/15

元ウェディングプランナーが「結婚」について考えてみた

結婚式とは

こんにちは！婚活コンシェルジュ Raiseの小林千恵です。

私はウェディングプランナーとして様々なご新郎ご新婦とお会いしてきました。

ウェディングプランナーとしてご新郎ご新婦それぞれの人生の背景を紐解き、編み上げ約2時間30分という披露宴の中に詰め込んでいきます。

しかし、結婚式とはこの2時間30分だけでなく、そこに至るまでの準備に沢山の想いが存在するのが結婚式です。

昔の写真を実家で探していると蘇ってくる家族との思い出や、深い愛情、褪せていた温かい記憶。

その一つ一つを大切に思い起こして再認識するのも結婚式をする大事な理由の一つです。

結婚式は沢山の選択と決断を強いられ、そこから見えてくる夫婦像。

「この二人はずっとこんな感じで幸せな家族を創っていくんだろうなぁ」とか、「先行き雲行き怪しげなお二人かも」と思う事も正直あります。

恋人から夫婦になっていくお二人を見届け、記念日には毎年思い出の場所に帰ってきてくださる二人や、お子様が産まれた際にご報告がてら顔を見せに来てくれたり、一方で破談やトラブルなどリアルな人間関係もみてきました。

育ってきた環境がことなる二人なので、意見や価値観の違いがあるのは当たり前。

恋人としてのトキメキ感、結婚するドキドキ感、新婚というフワフワ感。

この様にワクワクした「魔法」の感情が無い時にしっかり向き合えるかどうか。

夫婦同士、お互いに違和感を感じる事もありますが、「VS」ではなく「WITH」であること。

この人と結婚したい！と自分が決めた人です。

そして年月を重ねる事によって夫婦そして家族になっていくのではないでしょうか。

「紙婚式」「綿婚式」「木婚式」「金婚式」といった結婚記念の節目について聞いたことがあるかと思います。

15年までは1年ごと、それ以降は5年ごとにそれぞれの名前が付けられていて、紙や綿のような柔らかいものから、ダイヤモンドの様な硬いものに例えられています。

年数を重ねることで、丈夫になっていくことを表しています。

数年前、両親の金婚式の節目に、結婚式をした明治記念館のレストランに招待しました。50年も前のことなのでさすがに残っているものはわずかでしたが、婚礼の申込みリストや、披露宴で用意された料理のコースのメニュー表を用意しておいてくださいました。

当時の話しを、懐かしそうにそして柔らかい笑顔で話す母の姿は、今でも脳裏に焼き付いています。

50年という長年に渡って深い絆を築いてきたのでしょう。

誰も何年後の事はわかりませんし、二人が築き上げた絆がどう影響し、どう感じるのかもわかりません。

結婚生活の中で、この人と生涯共に生きようとその道を選んだ事と答え合わせをしていくのが「結婚」なのかもしれません。

幸せな結婚を見つける1歩を踏み出したい方、ぜひカウンセリングにお越しください！

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