婚活を戦略的に考えてみる④
男性会員の多い結婚相談所
アシストワン船橋の佐藤です。
戦略策定のプロセスで経営理念・ビジョンの次は環境分析となります。
環境分析には外部環境と内部環境の分析がありますので、先に外部環境について考えてみたいと思います。
通常は、自社が直接コントロールできない社外の環境全般を分析します。
市場のニーズや競争環境を把握して、戦略策定につなげます。
婚活における外部環境とは何でしょうか。
経営戦略策定のセオリーで絞り込むと、顧客と競合の分析ということになりますので、顧客はお相手のこと、競合は同性の結婚を望む独身者のこととなります。
今日は、このうち顧客(お相手)について考えてみたいと思います。
いろいろな分析手法がありますが、ザックリと考えてみます。
本来であれば、年齢、性別別に未婚者がどのくらいいて、、、なんてところからも必要だと思いますが、、
まず、あなたが漠然と考えるお相手は、どこにどれだけいるのか?
漠然と考えるお相手という言い方はあなたがまだターゲットを絞り込めていないという前提です。
どこにというのは、お相手と接点を持てそうな場所だったりイベントだったり、仕組みだったりということで考えて見ましょう。
例えば、28~33才で結婚を望んでいる独身女性と接点を持てそうなのはどこでしょうか?
職場、同窓会、サークル、同好会、交流会、街コン、婚活パーティー、SNSの婚活サイト、結婚相談所、、、沢山ありますよね。それぞれ○△×で評価してみてください。
職場・・該当者が沢山いる場合は「○」、既婚者ばかりなら「×」
同窓会・・自分が28~33才じゃなかったら「×」ですよね。
サークル・・28~33才の独身女性はいるけど結婚を望んでいるは限らないなら「△」
こんな風にどこに自分の顧客(お相手)がいるのか考えてみるんです。
次に、この28~33才で結婚を望んでいる女性がどんな意識を持っていて、どんなお相手を望んでいるのか考えてみましょう。
28歳の女性は30歳までには結婚したいと考えているかもしれません。
33歳の女性は35歳までには子供を生みたいと願っているかもしれません。
28歳の女性は結婚を望んでいるものの仕事も面白く感じていて、仕事ももっともっと頑張りながら、そのことを理解してくれる結婚相手を探したいと感じているかもしれません。
33歳の女性は出産を考えているので、仕事を続けるとしても産休・育休をとる1年間はパートナーの収入が全てになるので、600万以上の収入のある人と結婚したいと考えているかもしれません。
とはいえ人それぞれなので、答えはありません。
気をつけなくちゃいけないのは、ここで考えたとしてもそれが全てではないということです。
そうは言っても少しは考えてみたらいいとおもいます。
お相手のことを考えてみて導きだされるのは、
どこに売り込みに行くか、、どのような婚活手段を選択するのかということと
ターゲットの絞込み、どのようなお相手にアプローチしていくのか、
それから、そのターゲットに受け入れてもらうためにはどんなことが必要なのか、、
といったことのイメージです。
もちろん、結婚に向けたビジョンを考えた段階で、お相手のイメージが明確になり、アプローチすべきターゲットがはっきりしている場合は、そのターゲットについて考えてみればいいわけです。
こんなの1人じゃ考えるの大変です。
一緒にイメージ創りしてみませんか。
婚活は楽しく進めましょう!