黒子
- カウンセラーの日常
目立たないように目立たないように
誰かと誰かを繋ぐために、自分にできることは?
マッチングアプリの台頭で、相談所の存在意義について日々自問自答する中、相談所のドアを叩いてくれる人には、相談所だからこそのサービスを提供しなければと思う。
誰かと誰かをつなぐために、自分にできることは?
活動中の女性から、
『宮沢さんが紹介してくれなかったら、今の方とはそもそもお見合いしようと思わなかった。実際に会ってみないと人って分からないですね。』
先日、成婚退会した女性から、
『いつも丁寧で、こちらに寄り添った対応をしてくれるので、とても信頼出来る存在でした。』
そういった言葉を浴びると、思わず頬はゆるんでしまう。が、いかんいかんと次の会員さんを成婚に繋げるべく、我が身を叱咤激励している。
誰かと誰かをツナグために、自分にできることは?
正直、『ハイクラス』とか『スタイリッシュ』な婚活サポートは苦手分野。
地べたを這うような、泥臭いサポートは得意。
とある活動中の女性が言っていた。
『 毎日が無事に終われば幸せって思う様な、のんびりした考え方で過ごしてます。』
日々を無事乗り越えられて、ぐっすり眠れることができたら、それは素敵な結婚生活。
アドバイスはするけれど、強制はしない。
お見合いや交際中、相手の気持ちや本音は本人に伝えた方が良いときもあれば、そうではないときもある。
仲人として、慎重に慎重に言葉を選ぶ。
時に会員さんの知らないところで喜怒哀楽あれども、感情はむき出さず冷静に。自分は目立たず。影に徹する。
HPやブログ、ましてやYouTubeでの顔出しは正直苦手。
日々、沢山の本と新聞を読み、人の心や気持ちを動かす言葉をすくいとり、言葉の使い方、伝え方について考える。
婚活する人の役に立てればと。
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