【眞子さま結婚】小室さんへの誹謗中傷について
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目次
- ご結婚までの経緯を振り返って
- 「誹謗中傷」か「意見」か
- 小室さんは責められるべきか?
- 相手の気持ちに寄り添うこと
- 結婚はゴールではなくスタート
ご結婚までの経緯を振り返って
こんにちは。PATEO to PATECOの吉田です。
秋篠宮ご夫妻の長女の眞子さまが小室圭さんとご結婚されました。
(皇室を離れられたことにより「小室眞子さん」になられたようですが、個人的にまだちょっと違和感があるので、このブログでは「眞子さま」と書かせていただきます。)
この件については、いろんな声がありますが、まずは純粋に「おめでとうございます」と申し上げたいと思います。
ご結婚の日、秋篠宮邸を出発される際にご家族に見送られるシーン(寂しそうに手を振られる秋篠宮ご夫妻の様子、眞子さまにハグされる佳子さまの姿)がありましたが、ご一家の皆様の気持ちを想像し、油断すると私も泣いてしまいそうでした。
4年前の婚約内定会見。
「太陽のような明るい笑顔」「月のように静かに見守ってくださる存在」と互いのことを呼び合い、見つめ合っておられた様子は、多くの皆さんの記憶に残っているのではないかと思います。
あの頃は、日本中が祝福ムードでした。
しかし、その後に報道された金銭トラブルと言われている事柄。
これをきっかけに雰囲気が変わっていきました。
結婚記者会見は、笑顔のない異例の会見でした。
どうしてこういう状況になってしまったのでしょうか?
私なりに振り返ってみたいと思います。
「誹謗中傷」か「意見」か
この件に関する批判的な声は、以下の2つに大別されるように感じます。
(1)悪意のある誹謗中傷
(2)金銭トラブルへの小室さんの対応に関する意見
(1)の「誹謗中傷」に関して、例えばウィキペディアでは、「根拠のない悪口を言いふらして、他人を傷つける行為」と説明されています。
「根拠のない」という点がポイントで、根拠のある(客観的な「事実」に基づく)意見は、誹謗中傷には該当しないと考えられます。
また、誹謗中傷は、匿名によるものが大半で、発信者の責任が問われないことが、悪質性に拍車をかけているように感じます。
匿名での誹謗中傷がさらに匿名での誹謗中傷を引き起こし、どんどんエスカレートしてしまいます。
誹謗中傷は、人間としての尊厳を踏みにじるものであり、絶対に許されない行為であることは当然だと思います。
(2)は、金銭トラブルへの対応に関する疑問に基づくものです(「批判」というよりも「疑問」かなと思います)。
金銭トラブルに関する報道を巡っては、例えば、多くの人が共通して、以下のような疑問を持っていたのではないかと思います。
➀小室さんが「自分がお金を払います」って言わないのはなぜだろう? (今年の4月に解決金の話が出ましたが、それ以前の対応として)
②小室さんが記者会見を開かない(自分の口で説明しようとしない)のはなぜだろう?
③小室さんが公表した文書で、自身の気持ちを述べるのではなく法律的な主張を行ったのはなぜだろう? (今年の4月に公表された28ページの文書は、法律書面の体裁でした)
これらの疑問(意見)は、全く根拠のない誹謗中傷ではなく、それなりの事実に基づくものであるように感じます。
小室さんは責められるべきか?
結婚記者会見の中で、眞子さまは、「誤った情報がなぜか間違いのない事実であるかのように取り上げられ、謂れのない物語となって広がっていくことに恐怖心を覚えるとともに、辛く、悲しい思いをいたしました」とおっしゃっていました。
また、小室さんは、28ページの文書で、以下のように述べられていました。
「現在まで続いている報道の状況をみると、お金をお渡しして借金だったことにされる方がまだ良かったのではないか、と思われる方が多いかもしれません。しかし、名誉を傷つけられるような疑いをかけられ、その疑いが事実でないにも関わらず早く苦しい状況から抜け出したいと思うあまり事実でないことを事実として認めるのと変わらないことをしてしまえば、一時期はそれで良くてもそのことが一生重く付きまといます。いろいろと悩みはしたものの、一生の後悔となる可能性のある選択はできませんでした。」
(今回ブログを書くに当たり、私自身間違った(事実に基づかない)発信をしてしまってはいけないと思い、28ページ全部読ませていただきました。)
これらの言葉からすると、眞子さまと小室さんが特に気にされていたのは、(1)の誹謗中傷(週刊誌報道とインターネット上の書き込み?)であったように感じます。
金銭トラブルの報道が出て以降、個人的にも、ヤフーのコメント欄などで、「誹謗中傷」と感じられる書き込みを見かける機会は多々ありました。
ただ、そのような誹謗中傷をしている人は、日本国民全体から見るとごく一部であったのではないかな、と個人的には思います。
(少なくとも、私の知っている限り、私の周りに、週刊誌の内容を鵜呑みにして誹謗中傷をしているような人は、1人もいませんでした。)
どんな話題に対しても、インターネット上で悪口を書き込む人は一定数いますが、個人的な印象としては、そのような人は、割合的にはごく少数派のような感じがします。
それに対して、(2)のような疑問を抱く人は、もっと多かったように思います。
秋篠宮さまは、お2人の結婚に関し、3年前に、「多くの人がそのことを納得し、喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちは、いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません。」とおっしゃっていました。
そういう「状況」を作るためには、やはり上記①~③のような疑問(国民の多数意見の原因となっているモヤモヤ感)を解消することが必要だったのではないかなと思います。
ですが、小室さんの対応が「誹謗中傷」に対する反論になったため、そのような「疑問」をかえって増大させ(反論であるがゆえに、③のような法律的な主張にならざるを得なかったように感じます)、結果として、(1)の誹謗中傷と(2)の意見とが混沌とした世論が形成されてしまい、祝福ムードから遠ざかってしまったような気がします。
(もう少しモヤモヤ感を解消する余地はあったようにも思いますので、そこはもどかしさを感じます。)
では、そのような対応をした((2)に向けた=モヤモヤ感を解消するための対応をしなかった)小室さんは責められるべきか?と言うと、それも違うように思います。
誹謗中傷による精神的苦痛は、それを受けた本人にしか分からないと思います。
エスカレートしたバッシングは、1つ1つを是正することも難しく、行き場のない思いをされていたであろうことは想像できます。
また、結婚記者会見で、眞子さまは、「圭さんのお母様の元婚約者の方への対応は、私がお願いした方向で進めていただきました」とおっしゃっていましたが、小室さんの対応には、「複雑性PTSD」と言われている眞子さまの精神状態も大きく関係していたと思います。
例えば、②の疑問に応えるべく、小室さんが会見を開いた場合、(眞子さまご自身が会見に出席されなかったとしても)眞子さまの精神状態に与える影響が大きかったであろうことは想像できます。
そのような事情を考慮せずに、一方的に小室さん(や眞子さま)を批判するのは、(少なくとも、眞子さまの精神の不調が公表され、小室さんの対応が眞子さまの意向に沿ったものであったことを表明された現時点では)ちょっとかわいそうな気がします。
相手の気持ちに寄り添うこと
眞子さまと小室さんのご結婚には、「皇室・皇族」のあり方についての複雑な議論も関係しています。
その議論は重要ですが、「誹謗中傷」はそれとは別次元の話であり、「多くの人がそのことを納得し、喜んでくれる状況」に至らなかった原因を振り返ってみると、問題の根源はやはり「誹謗中傷」であったように感じます。
インターネット上に実際に書き込まれた内容を見ていると、「皇室・皇族」の特殊性を根拠に小室さん(や眞子さま)への批判を正当化しているように見受けられるものが多いです。
しかし、その大半は、客観的な事実を前提とするものではなく、まさに「誹謗中傷」に他ならないと思います。
昨今、悪質な書き込みに関しては、悲しい事件などもあり、社会問題になっています。
「ヤフーのコメント欄に誹謗中傷が集中した場合には、非表示にする」というニュースも話題になりました。
どうして「誹謗中傷」をする人がいるのでしょうか?
誹謗中傷を受けた人の精神的苦痛を想像すれば、そのような反道徳的な行為はできないはずだと思います。
にもかかわらず、なぜ「誹謗中傷」はなくならないのでしょうか?
「相手の気持ちに寄り添うこと。」
「その人の話をよく聞き、理解しようと努めること。」
「自分の思い込みにより決めつけてしまわないこと。」
難しい現実がありますが、1人1人がこのような姿勢でいれば、誹謗中傷はなくなるように思います。
何かしらの情報に触れたとき、誰かに対して悪い感情を抱いたとき、それが客観的な事実に基づくものであるのかどうかを冷静に考えてみることが大切だと、私自身今一度自分にそう言い聞かせたいと思います。
誰かの悪意により悲しむ人がいない世の中になることを切に願います。
なお、こうした(気持ちに寄り添う)姿勢は、インターネット上の投稿のような相手の顔が見えない場面に限らず、もちろん、リアルな人間関係においても大事であり、それは、婚活カウンセラーにとっても重要なことだと思います。
理想の結婚像というのは、人それぞれです。
婚活に関する悩みも、1人1人全然違います。
偏見を持たず、個々人の考えを尊重し、その人の話に耳を傾け、望みや悩みをきちんと理解すること。
私は、それこそが大切であると考え、日々心がけています。
PATEO to PATECOでは、あなたの気持ちに寄り添いながら、幸せな結婚に辿り着けるよう、精一杯サポートさせていただきます。
結婚はゴールではなくスタート
秋篠宮さまは、昨年の誕生日会見で、眞子さまと小室さんのご結婚について、「結婚することを認めるということです。これは憲法にも、結婚は両性の合意のみに基づいて、というのがあります。」とおっしゃっていました。
憲法第24条第1項には、「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。」と規定されています。
(私は、婚活カウンセラーであると同時に、法律の専門家でもありますので、法律家の端くれとして、条文を挙げさせていただきました。)
たしかに、結婚は当人同士の意思さえあれば成立します。
ただ、結婚というのは、ゴールではなくスタートです。
そこから始まる結婚生活が実りあるものになってこそ、本当の意味で「幸せな結婚」と言えるのだと思います。
PATEO to PATECOでは、あなたに「末永い幸せ」を手に入れていただきたく、あなたと素敵な夫婦関係を築いていける運命のパートナーに出会っていただきたく、そのためのお手伝いに尽力させていただきます。
眞子さまと小室さんの結婚生活もこれからです。
司法試験の結果は残念でしたが、困難を乗り越えて、お2人が幸せに感じられるような日々を過ごすことができればいいなと、素直にそう思います。
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