傲慢と善良
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傲慢と善良
こんにちは♫
最近、映画化された辻村深月さんの小説「傲慢と善良」を読んでいます。
内容は婚活の話が多く、かつて婚活経験者だった私の胸に痛いくらい刺さります。
この本には「婚活の大変さ」「婚活がうまくいかない理由」「自分の考えの歪みへの気づき」「結婚とはどういうことか」が書かれています。
例えば、出会いの場で相手の容姿や学歴、職業や趣味、価値観などで「交際するかどうか」を判断しますよね。
そして連絡を取り合いデートして「なんか違うな」と思うと、あっさり関係を切ってしまう。
その理由は「ピンとこなかったから」
このセリフ、皆さんも言ったことがありませんか?
小説の中で、結婚相談所のカウンセラーさんがこのように解説してました。
「ピンとこないの正体は、その人が、自分につけている値段です。
ささやかな幸せを望むだけで、と言いながら、皆さんご自身につけていらっしゃる値段は相当お高いですよ。
ピンとくる、こないの感覚は、相手を鏡のようにしてみる、皆さんご自身の自己評価額なんです」
つまり、自分はこんなに値打ちがあるのに、お相手は自分に釣合っていないという傲慢さが「ピンとこない」の正体です。
婚活が上手くいかない人は「私なんて…」と思っていても、本当は自己愛が強くて自分につけている値段が高いんです。
自分の評価を低く見積もり、「こんな私でも好きになってくれる」という謙虚な姿勢。
相手に感謝し、思いやりのある言葉や態度を示す。
きっとこのような人達が結婚して、幸せな家庭を築くのでしょうね(*^-^*)