老後のことを考えていますか?
- 男性向け
- 女性向け
目次
- 増えるシングル世帯
- 少子化問題
- 老後の不安
増えるシングル世帯
日本では高齢化と未婚化が同時に進みシングル世帯が急増しています。2020年の調査では50歳未婚率が男性では25.8%、女性16.4%となり過去最高だそうです。「いずれは結婚しよう!」と考える未婚者の割合は男性85.7%、女性89.3%です。
統計から言えるのは、結婚を希望する傾向は変わってないということです。
中高年の独身の方は「結婚したくない」というものの、その理由を聞くと「いい人がいないから」といった諦念が根底にあることがほとんどで希望があっても出会いの場に足を運んでいないなど言動が一致していない人が多いようです。
私がカウンセリングをしていても「婚活はしたいけれどいい人はいるの?」「いい人がいるなら婚活しようかな?」と言われる方が多いです。
「いい人ってどんな人ですか?」と質問をしても具体的に答えられる人はほとんどいらっしゃいません。」
少子化問題
日本は先進国でも最速の少子化によって将来の納税者が激減しています。その社会で長生きすることのリスクを認識していますか?
少子化といっても日本は婚姻数と出生数の相関が非常に高いので初婚同士の夫婦がもつ子供の数は今でも1.92人程度で過去30年以上大きく変わっていない。今の日本の社会では既婚者の持つ子供の数ではなく、結婚をしない人の増加が少子化に直結しているようです
老後の不安
特に女性は男性より長生きする可能性が高く、高齢女性の貧困問題が既に顕在化してきています。20~40代の未婚者の6~7割が家族と同居しているが、50代前後になると両親が亡くなったり、施設入居や、介護が必要になったりする。そこでようやく孤独を感じるようになるのか、一度独身を決意した男女が45歳以上でやはり結婚したいと思うようになるようです。理由として老後一人で生活することの不安を男性4割、女性5割が感じるようです。
19年に話題になった老後2000万円問題は夫婦のモデルなので一人暮らしの場合は老後の貯えはそれ以上に必要だといわれています。
金銭的なことだけではありませんが、精神的にも支え合って暮らしていくパートナーがいた方が安心ではないでしょうか?
「いい人がいないから…」と諦めるのではなく、まず行動してみてはいかがでしょうか。
老後のことは随分先のことですが、今一度考えてみてください。
ご質問などご相談をお待ちしております。