結婚っていいものなのだろうか。
結婚していてよかったと思える瞬間ってどんなとき?
私は、普段は高齢者や障がい者の方の生活を支える仕事をしているのですが、お互い80歳を超えて仲睦まじく暮らしておられるご夫婦を見ると「結婚っていいものだな」って思うのです。
きっと私が想像を超えるくらいのくらいの苦労があって、お互い喧嘩したり家出したり、病気になって倒れたり、怪我したり、お金の苦労があったり・・・
でも、子どもができたり、記念日をお祝いしたり、嬉しいことを共有できたり楽しいこともたくさん共有してこられたんだろうなと思うのです。
お互い年をとると、耳が遠くなったり、目が見えにくくなったり、腰や膝が痛くてよぼよぼしてきます。
脳も衰えてきますから、忘れっぽくなったり、何度も聞き返したり。
夫「俺薬飲んだか?」
妻「さっき飲んだばかりだよ」
という会話はよくある話。笑
病気がちにもなり、病院で高齢のご主人が病室で奥さんに付き添っていることもよくありますね。
特に今まで、奥さんに食事や掃除のすべてを任せていたご主人からすると、奥さんに入院されてしまうと生きていけないくらい何にも一人でできなくなってしまうもの。
そういうときに奥さんの有難みを感じておられるのでしょう。
夫婦になり、いろんな時代を共有してきて、年をとりお互いよぼよぼになりながらも最後まで仲良くテーブルを囲う姿に、「結婚っていいものだな」って思いますね。
当相談所ではそんな未来を描いていけるように一生懸命に結婚に向けてサポートしていきたいと思います。