何も訊きませんが、お聞きします
目次
- 訊きませんから安心して
- じゃぁ聴くの?
- 当店では聞きます
- 心理カウンセリングとは似て非なるものですが
訊きませんから安心して
訊くってのは、問い詰める雰囲気がありますね。
それっていやなのです。
「どうして、この歳まで独身でしたか? 」
とか、
「ご主人の死因は? 」
とか。
それはこっちサイドの聞きたいこと。 相談者の話したいことでないかもね。
だから訊きません。
じゃぁ聴くの?
傾聴というときの聞く。でも、私は聴きません。
カウンセリングとかコーチングを学んだ方は、
傾聴
とか、
聴く
がいかに素晴らしいかって学んだはず。 心理カウンセリング宗教でね。
ただ、
結婚相談所だと、
聴く
で、
結婚できるのかしら?って思います。
当店では聞きます
ではでは、聞くって?
門構えの中に耳がある。
ご相談者の、心の門の中で、
お気持ちの中で、耳を澄ませる。 というのが聞く。
だから、
わたしからは質問しません。それでも、来談される方はお話をされます。
こちらは、どんな壮絶な話でも心をゆらさず聞きます。
そして、相談者の方が、こちらがその方が「お聞きになられるところ」に合わせてお話をします。
それを超えて話したら、相談者間が「聞けなくなる」からです。
心理カウンセリングとは似て非なるものですが
そうそう、
心理カウンセリングのようなお話を受けることのほうが多いかもしれません。
ただ、
お話は伺います。
私は、わたしと出会った方が幸せになるということの一つとしてこのお仕事をさせていただいているのですから。