洋食デートはエスコートが難しい
目次
- 女性の価値観はキラキラすること
- 洋食は試合運びが難しい
- 洋食は上級者になるほど引き算なのよ
- 天ぷら屋がお勧め
女性の価値観はキラキラすること
先日、高いお店の安いコースがお勧めであることをご紹介しました。
https://www.ibjapan.com/area/aichi/03316/blog/29804/
それは良いとして、そもそもどのジャンルがお勧めなのかとのお問合せを頂きましたので、本日はレストランのジャンルに関する考え方をご紹介させていただきます。
これは実は難しい問題だと思います。一般的に女性に受けるのは洋食ですよね。フレンチでもよいですし、イタリアンでも良いと思います。和食は食べ慣れているし本心では味はこっちの方が好きだけどやっぱりよりトキメキを感じるのは洋食。女性はよりキラキラしたイメージ、その中で自分がキラキラしていると思えることを好む傾向にあります。店をこちらで決めて欲しいと言われたときには洋食を選んでおいた方がうまくいくケースが多いように思います。
洋食は試合運びが難しい
しかし、洋食には非常に難しい問題があります。それは和食、その他のジャンルに比べて格段に試合運びが難しいということです。これは、接待等で男性とご一緒する時にはあまり考える必要のない問題で、相手が女性の時にだけ発生する問題です。それは、女性の場合、コース料理を食べきれないのと、お酒をそこまで沢山飲めないことが多いことによる難しさです。男性を接待する場合などは洋食の方がむしろ楽です。食べきれないということはないですし、お酒もほとんど飲めないか、強いかのどちらかのケースが多いからです。しかし、女性の場合は、メインコースに入る頃にもうお腹いっぱいと言い出すことが少なくありません。それでいて、デザートだけは全部食べたいと思ったりします。まだその通り言ってくれれば良いのですが、我慢して食べていて心の中では“このデート最悪!”などと思われていた時には目も当てられません。
だからまず、始まる前にこのお店の料理の量が多いか少ないかを知っておく必要がありますし、お相手の女性が沢山食べるタイプか小食のタイプかを把握しておく必要があります。小食で料理の量が多い場合は、最初の段階で「多分食べきれないから、量が多かったら遠慮なく残してね」という旨を相手に伝えて下さい。できれば最初にコース内容の案内があると思います。その時にある程度、どの料理を残してもらうか一緒に考えるのを手伝ってあげるのが良いと思います。フレンチはパンが最初の方から出てきてここで調整できますが、イタリアンの場合はメインの前にパスタが入ってくるのが一般的ですので、この点はフレンチより難しいです。メインをある程度食べたいのであれば、パスタの時点で大胆に残しておく必要があります。和食は最後がご飯なので簡単なのですが。また、女性は何かを丸ごと残すのではなくて、全ての料理を少しずつ食べた方が満足度は高い傾向にあると思います。この引き算の作業をうまくリードしてあげられないといけません。初めて行くお店ではまずできないですよね。
洋食は上級者になるほど引き算なのよ
また、もっと厄介なのがお酒です。通常はワインを合わせることが多いと思いますが、少しは飲めるという方が一番難しいです。スパークリング→白→赤と進んでいくと量が多すぎるので、白は抜くとか、先ほど考えた料理のどこを残すのかによって作戦が変わってきます。これを考えるのは結構大変なので、料理に合うお酒をその都度頼んで、飲みきれない分は残してもらうのが一番簡単ではあります。ただ、女性がそれで申し訳ないと思う可能性があります。そんな気持ちで帰してしまってはこのデートは大失敗です。だから、方針を事前に決めておいて、最初の段階で、「全部は飲みきれないから、遠慮しないで残してね。このお店は僕の本当にお気に入りの店で今日は特別な日だから、本当に料理に一番合うお酒と合わせて味わってほしいんだ。」と言っておくとか、相手がどんなタイプかによって作戦も変わりますが、これくらいのことはしておいた方が良いと思います。洋食は引き算です。
天ぷら屋がお勧め
ね。洋食難しいですよね。和食ですね。和食。でも和食っていまいちウケないのですよね~。料亭とか行っても。そこでお勧めなのが天ぷら屋です。とにかく小ぎれいな、できれば新しい(美味しいところは店が古いケースが多いのですが・・・)カウンターで揚げたまま出してくれるところが喜ばれると思います。天ぷら屋ってあまりキラキラしたイメージないですよね。でも、新しい店だと以外にキラキラ見えます。接客が丁寧なところも多いので、従前持っているイメージとのギャップも助けになって以外に喜んでもらえると思います。白ワインと一緒に食べるのもお勧めです。そして何より、注文の際に品数を調整できます。また、お酒もビール、白ワイン、日本酒、焼酎くらいから選ぶことになると思います。どの天ぷらにどのお酒を合わせても良いです。とにかく、試合運びが簡単なのです。最初のデートなどはこれくらいにしておいて、ここでその方がどれくらいお酒を飲むのかとか、食べる量がどれくらいなのか把握することが出来ます。洋食デートにはその後ゆっくり進んだ方が良いですね。
毎回何が起こるか分かりませんし、相手によって何がベストな選択枝かは変わります。具体的な話は是非、根岸係長にご相談下さい。でも現場ではその時その時の判断を常に求められます。一人の時に頼れるのは相手に対する基本姿勢の考え方だと思います。100万円の絹豆腐です。こちらの記事も併せてご確認下さい。
https://www.ibjapan.com/area/aichi/03316/blog/29330/
“ファッションは上級者になるほど引き算なのよ。 ~ココ・シャネル~“